アウトドアやモビリティ関連のさまざまな企業が出展する「東京アウトドアショー2025（TOKYO OUTDOOR SHOW 2025）」が2025年6月27日～29日、幕張メッセ（千葉市）で開かれ、コンチネンタルタイヤ・ジャパンがブースを出展しました。

　同社は今春発売されたばかりのSUV専用サマータイヤ「UltraContact UX7」などを展示。UltraContact UX7は本格的なオフロード向けではなく、都市部での走行を主眼に置いた製品で、乗用車よりも重量があり重心も高いSUVが、日常使いにおいて安全かつ快適に走行できることを目指しています。

　前モデルから改良が加えられ、タイヤノイズや振動を最小限に抑えたほか、ぬれた路面でも確実なブレーキ性能を維持し、同時に耐久性も確保しています。

　そのようなコンチネンタルタイヤ・ジャパンは、同アウトドアショーへは初出展といいますが、同じ“初つながり”で、アメリカ・メーン州に本社を置くアウトドアブランド「L.L.Bean」とコラボし、定番アイテム「ビーン・ブーツ」をモデルとしたデモカーも展示しました。

　デモカーの名称は「ブーツモービル」です。両社はアウトドアとの親和性からコラボが実現しました。チェーンステッチの質感から背面のフィンガーループの形状まで、ビーン・ブーツの細部が再現されています。ちなみにベースとなった車両はトヨタ「ハイラックス」だそうです。

　なお、「ブーツモービル」はSUV用タイヤに対応できないため、汎用（はんよう）タイヤを装着していました。