スバルは、2025年4月17日に6代目となる新型「フォレスター」を発表しました。

　今回のモデルチェンジに合わせて特別に設計された「アドベンチャースタイルパッケージ」には、どのような特徴があるのでしょうか。

　フォレスターは、1997年に初代が登場して以来、多くの支持を受けてきたミドルサイズSUVです。

　特に悪路での走行性能と広い室内空間には定評があり、運転の楽しさと安全性を重視した設計が特徴です。

　7年ぶりのフルモデルチェンジを遂げた6代目となる新型フォレスターは、2025年4月17日に発表されました。

　ボディサイズは、全長4655mm×全幅1830mm×全高1730mmで、ホイールベースは2670mmです。

　この拡大されたサイズにより、広い室内空間が提供され、長時間のドライブでも快適に過ごすことができます。

　エクステリアデザインでは、SUVらしい力強さと存在感を強調するため、フロントグリルやヘッドランプの形状が進化しました。

　さらに、アンダーガードやホイールアーチのデザインにより、頑丈さが感じられる仕上がりとなっています。

　室内は、左右の乗員間の距離にゆとりを持たせ、圧迫感のない設計で、後席の広さも確保しています。

　リヤゲートの開口部も広く、大きな荷物の積み下ろしがスムーズに行えます。

　さらに、全車に「シンメトリカルAWD（四輪駆動）」が標準装備されており、走行安定性や悪路での走破性が大幅に向上しました。

　新型フォレスターには、「X-BREAK」、「Premium」、「SPORT」の3つのグレードが用意され、エンジンやハイブリッドシステムの選択肢も豊富です。

　販売価格は「SPORT」が税込404万8000円で「X-BREAK S:HEV」が税込420万2000円、「Premium S:HEV」が448万8000円です。

　さらに、これに合わせた多彩な純正アクセサリーが提供されており、フォレスターをより自分らしくカスタマイズすることが可能になります。

　そんなカスタマイズの一例として、今回設定されているアドベンチャースタイルパッケージはどのような内容なのでしょうか。

　アドベンチャースタイルパッケージは、その名の通り、アウトドアやアクティブなライフスタイルを楽しむ人々のために特別に設計されたオプションです。

　フロントグリルと3つのプロテクター（ランプサイドプロテクター、ボディサイドプロテクター、ルーフエッジプロテクター）がパッケージとなっています。

　フロントグリルは水平基調のデザインにサテン調シルバー加飾が施されており、立体感と存在感が強調されます。

　また、ランプサイドプロテクターは硬質ゴム製で、ボディサイドプロテクターは、樹脂製のプロテクターです。車体を守るだけでなく、滑り止め効果により、マウンテンバイクやスキー、サーフボード、釣り竿等を一時的に立てかけることができます。

　ルーフエッジプロテクターは、ルーフボックスやルーフキャリアに荷物を積み下ろしする際にボディを守るためのプロテクターで、よりアクティブな活用で効果を発揮します。

　このアドベンチャースタイルパッケージは19万190円で販売されています。

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　ちなみに、アドベンチャースタイルパッケージにはフード、ドアアンダー、リヤゲートにタフな印象を与えるデカールのセットも販売されています。

　デカールのセットにより各部分をブラックで締め、SUVらしいタフさを演出することも可能です。

　アドベンチャースタイルパッケージ（デカール）のセット価格は9万2125円（税込）となっています。