爆破OK!? 「“アーマード”ランドクルーザー」公開! トヨタの「カクカクSUV」に“最強仕様”登場! 赤色灯もイイ&“無法地帯”も安心なINKASの「250装甲車」加国に登場
NKAS Armored Vehicle Manufacturingは2025年3月28日、トヨタ「ランドクルーザー250」の装甲仕様「アーマードランドクルーザー250」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか
撃っても爆破しても無問題!?
カナダの装甲車両メーカー「INKAS Armored Vehicle Manufacturing(以下INKAS)」は2025年3月28日、トヨタ「ランドクルーザー250」の装甲仕様「アーマードランドクルーザー250」を発表しました。

INKASはカナダを拠点とする装甲車両メーカーで、取引実績のある政府機関は40にのぼるといいます。
金融業界や警備業界からも支持されており、顧客は行政法人から民間法人、個人まで、無法地帯を含めたネットワークを世界中で築いています。
車両のラインナップは物々しいスタイルのINKASオリジナルモデルのほか、一般に市販されているSUVやピックアップ、セダンをベースにしたモデルも数多く手掛けています。その最新モデルとして今回発表されたのがアーマードランドクルーザー250です。
ベース車のランドクルーザー250は頑丈なラダーフレーム構造を採用する本格派のSUVです。パワートレインは2.4リッターガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドで、システム最高出力326HPを発生します。
一見、ノーマル状態と変わりませんが、ドアやフロア、ルーフ、ダッシュパネルなどには装甲が取り付けられており、乗員を360度全方位から守る構造となっています。燃料タンクやタイヤも防弾仕様です。
第三者評価として、欧州装甲車基準CEN 1063のBR6レベル(7段階評価で上から2番目)を取得しており、7.62mm弾アサルトライフルやDM51手榴弾の攻撃にも耐えます。
車両重量は公表されていませんが、装甲は革新的な技術により軽量化されており、同業他社が手がける同等仕様の装甲モデルと比較して500kgほど軽く仕上がっているといいます。
オプションとして暗視カメラ、LEDストロボライト、赤色灯、サイレン、インターホン、インターコム、ルーフの脱出ハッチなどを用意します。
価格は未公表。装甲化にかかるコストは5万ドルから50万ドル、要望によってはそれ以上かかるといいます。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。














































































