約270万円! 日産の最新「“8人乗り”ミニバン」がスゴイ! 「画期的バックドア」&“多彩なシートレイアウト”採用でめちゃ便利! “上品な外装×ブラック仕立て内装”の「セレナ X」最安モデルとは?
広い居住空間と快適な走行性能で人気の日産「セレナ」。なかでも最も安価な「X(2WD)」は、一体どのようなクルマなのでしょうか?
日産「セレナ」の最安モデルとは?
日産の人気ミニバンである「セレナ」。広い居住空間と快適な走行性能が人気で、これまで国内ミニバン市場の代表的なモデルとして、長い間多くの人々に支持されてきました。
そんなセレナのなかでも、約270万円台から買える最も安価なグレード「X(2WD)」は、一体どんなクルマなのでしょうか。

セレナは「バネットコーチ」の後継モデルとして、1991年に「バネットセレナ」の名称で販売されたのが始まりです。
1990年頃のワンボックスカーといえば商用バンのイメージが強いなか、セレナはこれらのイメージから脱却し、乗用車としての快適性と実用性を追求した新しいミニバンとして登場しました。
現行型のセレナは2022年11月に発売されたモデルで6代目です。
コンセプトは「家族との大切な時間を思い切り楽しむことが出来るミニバン」で、ゆとりある室内空間を確保しながらも取り回しのいいボディサイズが特徴です。
現行モデルのガソリン車のグレードは、X、XV、ハイウェイスターV、AUTECHの4グレードで、それぞれ2WDと4WDが設定されています。
日産独自のパワートレイン「e-POWER」搭載車では、2WDのe-POWERと4WDのe-4ORCEがあり、グレードはX、XV、ハイウェイスターV、AUTECHの4種類です。
さらに、AUTECH SPORTS SPEC(オーテックスポーツスペック)と、最上級グレードとしてLUXION(ルキシオン)が展開されています。
なかでも最も安価なモデルである「X(2WD)」は価格を抑えつつも、実用的で街乗りや旅行にも十分なスペックを有しています。
ボディサイズは全長4690mm×全幅1695mm×全高1870mmで、ホイールベースは2870mmです。
エクステリアの分かりやすい特徴として、グリルが2分割されているフロントマスクや、張り出しが控え目なフロント及びリアバンパー、サイドシルプロテクターが挙げられます。
ほかにも、LEDフォグランプがオプションとなっていたり、16インチフルホイールカバー&タイヤを採用している部分がポイントです。
しかしLEDヘッドランプやLEDリアコンビネーションランプ、スーパーUVカットグリーンガラスなど、上級グレードとも共通している装備も多くあり、シンプルながらも上品かつ機能性に配慮されたパッケージとなっています。
ボディカラーはアズライトブルーやクリスタルブラウン、ダークメタルグレーなど個性的なカラーと、ベーシックなカラーを合わせてモノトーン7色から選択可能です。
インテリアには、ボディサイズを目一杯活用した広い居住空間を設け、全体的にブラックを基調としています。
シートレイアウトは3列シート8人乗りを採用し、織物/トリコットで構成されたシートはブラックまたはグレージュの2色から選択可能です。
また、セカンドシートのスライド機構・横スライド機構など、シートアレンジが多様でさまざまなシーンに対応できるのも魅力的。
さらに上級グレードと同じく両側スライドドアにオートクロージャ―を採用していたり、バックドアに通常の約半分のスペースがあれば開閉できるハーフバックドアを設定した「デュアルバックドア」を標準装備している点も嬉しいポイントといえるでしょう。
機能面では、センターディスプレイと一体感のある統合型インターフェースの7インチディスプレイを搭載。
先進的なインフォテインメントシステムも搭載されており、洗練されたコックピットで快適なドライブを提供します。
安全性能については、高速道路でアクセル・ブレーキ・ハンドル操作をアシストしてくれるプロパイロットを標準搭載。
また、前方の車両や歩行者と衝突を回避できるインテリジェントエマージェンシーブレーキや、インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)、衝突回避ステアリングアシストなど、安全に十分配慮された設計になっています。
パワートレインは、最大出力150PS・最大トルク200Nmの2リッター直列4気筒ガソリンエンジンに、トランスミッションはエクストロニックCVTを搭載。
駆動方式はFFで、燃費はWLTCモードで13.4km/Lを記録しています。
これらのパッケージが詰まった、セレナX(2WD)の価格(消費税込)は271万9200円です。
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