レクサスは2024年9月4日、カナダで4ドアセダンモデル「ES」の新たな2025年モデルを発表しました。

　これについて、国内でも様々な反響が集まっています。

　ESの初代モデルは、フラッグシップセダン「LS」とともに、レクサス最初のラインナップとして1989年に北米でデビューしました。

　FF（フロントエンジン・フロントドライブ）プラットフォームをいかした室内空間の広さや、乗り心地の良さ、静かさなどが好評を博し、多くの国で基幹モデルとして幅広いユーザーから支持を集めています。

　現行モデルは2018年に登場した7代目で、外観はLSと共通するワイドスタンスと流麗なシルエットに加え、レクサス車に共通するシグネチャーグリルを採用したエレガントなスタイリングが特徴です。

　インテリアはドライバー中心に設計され、水平基調のワイドなインパネや広々とした室内空間を実現しています。

　カナダ仕様に搭載されるパワートレインは、日本仕様にも搭載されている2.5リッター直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッドシステムに加え、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジン、3.5リッターV型6気筒ガソリンエンジンの計3種類が用意されます。

　駆動方式はFWDが基本で、2.5リッターガソリンエンジンのみ4WDが設定されています。

　今回発表された2025年モデルでは、最上級のパッケージとして「ブラックラインスペシャルエディション」が新設定されました。

　従来から設定されているスポーツパッケージ「F SPORT 2」の内容に加えて、よりブラックアウトしたデザインを採用。ブラックサイドモールディングなどを装備し、ESならではのグラマラスなスタイリングを際立たせています。

　ブラックラインスペシャルエディションのボディカラーは、ホワイトとダークグレーの2色展開です。

　2025年モデルの価格は4万9685カナダドル（約520万円）から。ブラックラインスペシャルエディションは3.5リッターガソリンのみの設定で、価格は6万4541カナダドル（約675万円）です。

　ES2025年モデル発表に対し、ユーザーからは「かっこいい！」「V6エンジンいいね」「V6こそES」「日本にもでてほしいなあ」など好反応の声、また日本導入を望む声など、さまざまな反響が集まっていました。