日産「新・SUVミニバン」登場! 斬新“エクストレイル顔”エルグランドに驚き!? ブルーバード顔「キューブ」も展示! どんな特徴?

奈良日産は2024年6月8日・9日に70周年記念イベントを開催します。そこでは日産京都自動車大学校の「エルグランドグラシア」や「SETO」が展示されます。

「#新型エルグランド」で話題となったエクストレイル顔ミニバンとは

 日産が展開する日産京都自動車大学校は、奈良日産のイベントにて「エルグランドグラシア」や「キューブ」のカスタム仕様「SETO」を展示します。
 
 それぞれには、どのような特徴があるのでしょうか。

「#新型エルグランド」で話題となったエクストレイル顔ミニバンとは
「#新型エルグランド」で話題となったエクストレイル顔ミニバンとは

 ここ数年、日産のフラッグシップミニバン「エルグランド」の次期に関する噂が絶えません。
 
 実際に日産自体が次期型を思わせる「ハイパーツアラー」をお披露目したり、日産校が次期型を意識した「エルグランドグラシア」というモデルをお披露目しています。

 3代目となる現行エルグランドは、2010年に登場してから2024年現在までフルモデルチェンジをしてません。

 そのため、前述のように次期型を期待する声や噂が常に出ています。

 一方で日産京都自動車大学校は、未来の整備士などクルマ業界に関わる人材を育てていますが、その中にはカスタマイズ科というものがあります。

 カスタマイズ科では例年、東京オートサロンや大阪オートメッセに向けてカスタマイズカーを学生が製作しています。

 2023年12月7日にはカスタマイズ科の公式SNSにて、「#新型エルグランド #newエルグランド」というハッシュタグとともに新型「エルグランド グラシア」を投稿し、大きな話題となりました。

 その見た目は、現行エルグランドをベースに顔は「エクストレイル」、リアは「アリア」のものを流用し、さらにルーフテントを備えるなど、日産車らしいデザインにアウトドアの要素を盛り込んでいます。

 製作を担当した学生は「フロント周りには最新のエクストレイルのフェイスを移植して、バックドア、ウィングにはアリアのものを流用し、オリジナリティのある見た目に仕上げました。また車高を4cmアップさせ、ブロックタイヤを履くことで走破性をアップしてています」と語っています。

ブルーバードのテールランプを採用した「SETO」
ブルーバードのテールランプを採用した「SETO」

 また東京オートサロンには、キューブをベースとした「SETO」も展示されていました。

 このSETOとは、製作を手掛けた学生達がカスタマイズ科の7期生だったこともあり、フランス語の「7」を由来としています。

 担当した学生によれば「SETOはZ12型のキューブをベースとしてレトロにカスタムした車両です。フロントやリア等にはブルーバード(410型後期)の部品を流用しました。また、ボディカラーはオリジナルで調色した紺色で、夕方から夜にかけての時間帯をイメージしています」と話しています。
 
 また「ブルーバードのテールランプは、本来縦向きについています。しかし今回のSETOでは、デザインを考慮し、横向きに配置しました。バックドアのハンドルにもブルーバードのレトロなものを流用し、実際にハンドルとして機能させています」と細部までこだわった様子も語っています。

※ ※ ※

 そんなエルグランドグラシアとSETOは、2024年6月8日・9日に開催される奈良日産の70周年記念イベントで展示されます。

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