2023年12月12日、三菱のオランダ法人は、まもなく純電動の新型SUVを欧州で発表するとし、同車のティザー画像を公開しました。

　今回、存在が明らかになったのは、欧州で発売されるという100％電動の「純電動SUV」。このモデルについて三菱は「三菱の電動化計画における新たな重要なステップを表しており、欧州ラインナップのさらなる拡大を表しています」と説明します。

　同車の詳細についてはほとんど明らかになっていませんが、三菱はアンペールと共同でこのクルマを開発しているとしています。

　アンペールは、ルノー・日産・三菱アライアンス向けの電気自動車の開発と生産を目的として、ルノー・グループによって設立された会社。ルノーに加えて、三菱と日産も投資を行っています。

　また、ボディサイズについて“欧州向けCセグメント”とも明らかになっており、比較的コンパクトなサイズであることも読み取れます。

　これらを総合して考えると、2023年9月4日に世界初公開されたルノー新型「Scenic E-Tech（セニック Eテック）」の三菱版と考えられます。実際、今回されたティザー映像のシルエットなど、一部特徴が一致します。

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　参考までに、新型セニック Eテックのボディサイズは全長4470mm×全幅1864mm×全高1571m。プラットフォームは日産「アリア」などと同じCMF-EVです。

　パワートレインは、最大出力170馬力・最大トルク280Nmを発生するモーター＋60kWhのバッテリーもしくは、最大出力220馬力・最大トルク300Nmを発生するモーター＋87kWhのバッテリーの組み合わせ。

　三菱の新型SUVがどのようなモデルとなるのか、発表が待たれます。