TOYOTA GAZOO Racingは、新型「プリウス」をベースにした新しいコンセプトカーを日本で初公開しました。
　
　既存の新型プリウスとは異なる見た目にはどのような意味があるのでしょうか。

　このコンセプトカーの正式名称は「Prius 24h Le Mans Centennial GR Edition」と言い、世界三大レースの「ル・マン24時間」への感謝の意を込めたモデルです。

　その見た目はFIA世界耐久選手権（FIA World Endurance Championship：WEC）に参戦する「GR010 HYBRID」からインスパイアされた様々なアイテムを装着しています。

　見た目ではフロントフェイスにマルチヘッドランプを追加し夜間視認性を向上させている他、個性的な印象を付与。

　さらに性能面では専用エアロパーツによる空力改善をはじめ、 サイドスカート、カナード、 大型リアウイング、リアディフューザーなどなどによりトラクション向上も。

　そのほかカーボンボンネットフードの採用に軽量化も行われています。

　足回りはワイドトレッドされている他、235／50R18インチタイヤに空力向上した専用ホイールを組み合わせました。

　このPrius 24h Le Mans Centennial GR Editionは、その名の通り2023年6月に開催されたル・マン24時間で世界初公開。

　そして、今回WECの第5戦「富士6時間耐久レース」で日本初公開となりました。

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　なおPrius 24h Le Mans Centennial GR Editionは、9月3日から6日まで「富士モータースポーツフォレスト・ウェルカムセンター」に展示。

　その後、第5戦「富士6時間耐久レース」には富士スピードウェイのイベント広場に展示され、11日以降は再度ウェルカムセンター」に展示される予定です。