トヨタ・コニック・プロは、独自の世界観や価値を持つ様々なパートナーと共に、クルマのスタイルをアップデートした新しい価値を提供する事業「CORDE by ＜コーデバイ＞」を開始するといいます。
　
　それに伴い、「プリウス」と「ヴォクシー」の中古車をカスタマイズした仕様が第1弾として公開されました。

　トヨタ及びトヨタグループなどのマーケティングサービス・コンサルティング事業、モビリティサービス事業など展開するトヨタ・コニック・プロが新たに展開するCORDE byは、既成の新車や従来のカスタムカーとは異なる独自の個性やスタイルを手軽に加えたスタイルドカーを通して「クルマで自分らしさを表現する新しいカーライフ」を実現し、世の中にもっとクルマを愛する文化を広げる目的で展開されました。

　第1弾企画では、「ランドクルーザー」や「ハイエース」のリノベーションで人気を博するFLEXの「Renoca」とコラボして、今の時代の価値観に寄り添うスタイルドカーを開発したといいます。

　今回展開されるスタイルのコンセプトは「URBANATURE＜アーバネイチャー＞」となり、ワーケーションやデュアルライフといった多様なライフスタイルが定着し始めている現代で、
“クルマのスタイルはどうあるべきか”という部分をトヨタ・コニック・プロとRenocaの商品開発チームは追求したといいます。

　その中で、トヨタの「プリウス」をベースとした「PRIUS URBANATURE」と「ヴォクシー」をベースとした「VOXY URBANATURE」という今の時代に相応しいスタイルに仕上げて展開するといいます。

　プリウスの一例として、「プリウスと言えばシティユースというキャラクターに、シーンレスな逞しさをプラス」といったテーマで作られました。

　ベース車両のボディカラーを都市や自然のどちらでも違和感なく溶け込むアーバネイチャーグレーにした他、内装は落ち着きのあるダークブラウンのレザーシートを採用。

　さらにアウトドアユーザーから人気のカーキャリアブランド「THULE 859XTルーフキャリア」や、オーソドックスな5本スポークのホイールとMUDSTARの全天候型オールテレーンタイヤを装着することで無骨ながらスッキリしたバランスに仕立てました。

　ヴォクシーの一例としては、「ミニバンが元々備え持つユーティリティに着目し、更にSUVのような力強さを」といったテーマで作られました。

　ベース車両のボディカラーは、都市では優しさを自然の中では強さを感じるアーバネイチャーベージュを、内装はダークブラウンのレザーシートで居心地の良さを更に追求しています。

　アウトドアシーンでも安心な耐久性の高いバリスティックナイロン製にし、バックシートポケットでユーティリティを更にアップ。

　さらにオーソドックスな5本スポークのホイールとMUDSTARのオールテレーンタイヤでSUVのような頑丈なイメージに仕立てています。

　なおプリウスとヴォクシーは共にクルマの基本走行性能に関わるエンジン、ミッション、サスペンションなどのカスタムはされていません。

　販売は受注生産方式となり、トヨタユーゼックの新型スマート店舗「千葉みなと店」を拠点に2022年3月6日より注文受付を開始。

　オンラインを主体とした販売形態で、商談から納車に至るまでの購入体験においても、より今の時代に適したカーライフのスタイルを実現していくものだといいます。

　CORDE byについて、 ブランド・ディレクターとなるトヨタ・コニック・プロの川村光夫氏は次のように述べています。

「多様な価値観や個性が尊重される時代の中で、クルマ選びも、カーライフも洋服のように、もっと多くの選択肢があればよいなと感じてきました。

　質の高い中古車を活かして、ひとさじ手を加えることで今の気分やスタイルにアップデートし、車をスペックや機能で測らずに自分のスタイルで長く愛する。

　そんなクルマの楽しみ方をCORDE byで広げていきたいと考えています」

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　またCORDE by第2段の企画として、トヨタの「ハイエース スタイルドカー」の商品企画を進行しているといいます。

　なお、販売開始に先駆けて「柏の葉T-SITE（千葉県柏市）」にてPRIUS URBANATUREとVOXY URBANATUREの実車を見られるイベントが2023年3月4日・5日に開催されます。