2022年11月16日に世界初公開がおこなわれたトヨタ新型「プリウス」。
　
　5代目となりスポーティな印象に生まれ変わったこのクルマですが、インドのデザイナー「SRK Designs」は、そんな新型プリウスをSUV仕様に変えた「Toyota Prius Hybrid Adventure Edition」のレンダリング（イメージCG）を作成しSNSに投稿しています。

　プリウスは、「21世紀に間にあいました。」のキャッチコピーで、1997年に世界初の量産型ハイブリッドカーとして誕生したクルマ。これまでに４世代のプリウスが販売され、グローバル累計販売台数は約505万台にのぼります。

　誕生から25年間たった2022年に５代目となる新型プリウスが登場、強みである高い環境性能に加え、「一目惚れするデザイン」と「虜にさせる走り」を兼ね備えたクルマを目指して開発がおこなわれました。

　ボディサイズは、全長4600mm×全幅1780mm×全高1430mm、ホイールベースは2750mmと先代モデルと比較して若干サイズアップしています。

　エクステリアでは、プリウス独自のアイコンである「モノフォルムシルエット」を引き継ぎながら、第2世代TNGAプラットフォームによる、さらなる低重心化や、19インチ大径タイヤの採用によって、よりスポーティでスタイリッシュなプロポーションへ進化。

　パワートレインには、1.8リッターエンジンもしくは2.0リッターエンジン＋ハイブリッドシステム（HEV）と、2.0リッターエンジン＋プラグインハイブリッドシステム（PHEV）の３種類を用意しています。

　HEVモデルは今冬、PHEVモデルは2023年春頃にそれぞれ発売される予定だと公表されています。

　今回SRK Designsは新型プリウスをSUV仕様に変えた「Toyota Prius Hybrid Adventure Edition」（アドベンチャー エディション）のレンダリングを公開しています。

　アドベンチャー エディションは、新型プリウスをリフトアップさせ、かなりタフなイメージが加えられたモデルです。

車体色はグリーンの迷彩柄。ボディ下部にはSUVらしく樹脂パーツを配置するほか、バンパー下部のグリルには押し出し感のあるパーツが取り付けられています。

　また、ボンネットおよびルーフをブラックに変え、引き締まった印象です。

　さらにルーフボックスが装備されるほか、足元には小径ホイールに肉厚のオールテレーンタイヤが取り付けられ、アウトドアに似合うタフ感を増しています。

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　SRK Designsは、トヨタ「アバロンTRD」のステーションワゴン仕様や「EQG」のドバイ警察仕様など現実にはまだ存在しないような、あらゆる「もしかしたら」なクルマのレンダリングを作成し自身のSNSにアップしています。

　SRK Designsの製作したレンダリングは、もちろんメーカー非公認の妄想デザインですが、トヨタ「プリウス」をリフトアップなど“SUV仕様”にカスタマイズする事例は現実に存在しており、いつの日かこのようなクルマが実現する可能性を完全には否定できません。