2022年8月23日、トヨタ新型「シエンタ」が発売されました。

　すでに多くのユーザーからの注文が殺到しているようで、SNSでは納車された様子をアップする投稿もみられます。

　では現在シエンタを注文するとどれくらいの納期となるのでしょうか。

　今回のフルモデルチェンジで3代目にあたる新型シエンタは、「身近で愛着のわくデザイン」「広くなった2列目空間」「充実した快適・安全装備」「さらなる取り回しの良さ」などが主な特徴です。

　デザインは、「シカクマルシルエット」が特徴的で、上下方向に広げたウインドウにより視界と見切りの良さを表現したほか、バンパーコーナーやルーフの角を丸め視覚的にコンパクトさを実現し、丸みがある可愛らしいデザインに仕上がっています。

　インテリアは、室内の広さを感じさせるデザインへと刷新されました。

　シンプルモチーフであるシカクマルは内装の随所でも表現され、ドアポケットやレジスター、メーターなどインテリアのところどこにも「シカクマルフォルム」が統一されています。

　また安全・運転支援機能面では、新型「ノア／ヴォクシー」から採用が始まった最新の「トヨタセーフティセンス」を搭載するほか、ドライブレコーダー（前方のみ／前後）を採用。

　このように、従来の良さはそのままに最新機能が搭載された新モデルへと進化しています。

　そんな新型シエンタを実際に購入したユーザーの反応について、トヨタの都内販売店スタッフは以下のように話します。

「乗ってみると開放感があり、視界の広い点が気に入っていただけているポイントのひとつです」

　また大阪府のトヨタ販売店のスタッフは以下のように話します。

「最近出たノアやヴォクシーだとちょっと大きすぎる、けれどお子さんがいて買い物なども頻繁にする主婦の方から特に支持を得ていますね。

　スライドドアだと気軽に荷物を積みやすい点なども気に入っていただいています。

また、今回モデルチェンジしたことで新しい安全機能が装備されたのもポイントのひとつです」

　では2022年10月中旬（※10月13日）現在では、納期はどれくらいになるのでしょうか。

　トヨタの都内販売店スタッフは以下のように話します。

「ガソリン車とハイブリッド車でも異なりますが、ハイブリッド車の場合今ご注文いただくと2023年6月頃の予定です。

　オプションによって『ドライブレコーダー前後方&ETC2.0セット』をつけることで、さらに2か月前後納期が長引く予定です。

　ガソリン車はオプションにもよりますが、今年12月から年明けの2023年1月と、比較的早く2か月から3ヶ月ほどでの納車になるかと思います」

　一方で大阪府の販売店スタッフは以下のように話します。

「ガソリン車は来年の3月、ハイブリッド車は来年の9月以降で、オプションによってここからさらに長引く可能性があります

さらに展示車だとグレードやボディカラーなど決まっていますが、早めの納車が可能となるので、多くのお客さまから問い合わせをいただいています。

　早ければ1か月ほどで納車が可能なため、すでに5、6人ほど予約商談を待っているお客さまもいる状況です」

　このように店舗や地域によって受注内容も異なるので一概には言えないものの、ハイブリッド車よりもガソリン車のほうが、比較的早い納車が期待できそうです。

　SNSでは「2か月弱で納車きたー！」「納期来年の2月だったけど11月上旬に早まると連絡あった」など、それぞれグレードなどは異なるものの納期が早まったという声も見られます。

　とはいえ、コロナ禍や半導体不足などさまざまな要因から大幅な納車遅れは続いているため、購入を考えている人は早めの検討が必要といえます。

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　新型シエンタはファミリー層を中心に多くのユーザーから支持を集めているといえますが、要因のひとつには「シエンタ犬」の影響も。

　新型シエンタのCM「いいことできた！」編では、愛犬「シエン太」が新型シエンタに変身して家族のために活躍する様子を表現した映像となっています。

　CMに登場するのはグレーの毛色をした小型犬で、一部では「シエンタ犬」とも呼ばれており、SNSでは「可愛い」と多くのユーザーから反響が寄せられています。

　実際にCMの反響はあるのでしょうか。これについて都内販売店スタッフは以下のように話します。

「CMの反響も多く寄せられています。犬をモチーフにしたカタログも可愛らしいので幅広いお客さまからお声をいただきます」

　ユーザーからは、「ワンちゃん可愛くてシエンタほしくなる」「CMかわいい！犬好きにはたまらない」との声も見られており、人気の要因のひとつといえそうです。