やっぱりシエンタは箱型！

　トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」が7年ぶりにフルモデルチェンジし、2022年8月23日に新型モデルが発売されました。

　斬新なデザインが賛否を呼んだ従来モデル（2代目）とは異なり、3代目となる新型モデルは親しみやすいデザインで登場。

　両車の違いについてアンケートを実施し、SNSユーザーの意見を聞いてみました。

「従来モデルと新型モデルでは、どちらのシエンタが好みですか？」という質問では、「新型モデル」を選択した人が全体の63.0％を占め、「従来モデル」（37.0％）を上回る結果となっています。

　新型モデルのほうが良いと感じた人の意見として「尖っていないデザインは好感が持てます」「新型のほうが落ち着いていて好き」「かわいいし癒し系」「良い意味でダサくてかわいいところ」などが寄せられました。

　また、「従来モデルが好きになれなかった」「旧型はパンパーの黒いラインに強い違和感があった」「従来モデルはカッコ悪かったので、ホンダ『フリード』買いました」といったコメントもあり、奇抜だった従来モデルから一転、愛嬌のあるスタイルに刷新した新型モデルを評価する人が多いようです。

　さらに新型モデルは、「横から見ると初代モデルに似ている」「『ファンカーゴ』みたいだから」「やっぱりシエンタは箱型！」など、初代や以前トヨタが販売していたトールワゴンのファンカーゴに回帰したようなボディ形状を歓迎する声もありました。

　一方、従来モデルの支持派からは次のようなコメントがありました。
　・新型はデザインがシンプルすぎてひと昔前のクルマに見える
　・新型モデルは安っぽい。海外メーカーに似たデザイン
　・従来モデルのほうがオリジナリティがある
　・新型モデルはどこか欧州車のようで独創性がない

　新型モデルのほうが好みと回答した人からも「デザインがフランス車のよう」「トヨタらしくない外観デザインが良い」というコメントがあり、欧州車にありそうなデザインを「個性がない」と感じるか、「オシャレ」と感じるかは人それぞれといったところでしょう。