トヨタ「RAV4」をよりアグレッシブな外観にカスタムしたコンセプトモデル「RAV4 5Dアドベンチャー」が2021年3月13日・14日に富山県・高岡市で公開されることになりました。実車の披露はこれが初となります。

　RAV4 5Dアドベンチャーはトヨタのグループ会社である豊田自動織機が独自開発したコンセプトモデルで、東京オートサロン2020に出展されたRAV4ベースの「3Dアクセス」のコンセプトを昇華。

　山岳救助車などの過酷な環境下で使用されるプロ仕様の車両を参考に開発され、ルーフトップやバックドア開放時の空間利用、さらにデッドスペースを活用した収納アイテムなどを装備し、RAV4をよりアクティブな雰囲気に仕立てたモデルでした。

　豊田自動織機は、トヨタRAV4 5Dアドベンチャーについて「2020年に引き続き、過酷な現場で活躍するプロフェッショナルな車両をさらに調査し、今回は山岳救助にポイントを絞り進化させました。

　有事の際、確実にそして安全に現場へ突入し救助活動が出来るようなプロ発想の車両を目指しています」と説明しています。

　当初、実車を東京オートサロン2021で初披露する予定で開発が進められていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で実会場での開催が中止。バーチャルオートサロン2021でのオンライン公開に留まっていました。

　そんななか、ネッツトヨタ富山が3月13日から14日にイオンモール高岡の西館1階きときとコートでSUV展示会を実施し、RAV4 5Dアドベンチャーもあわせて展示されることになりました。

　会場ではRAV4 5Dアドベンチャーのほかに「ヤリスクロス」「ライズ」「C-HR」「ハリアー」といった市販モデルも展示されます。開催時間は両日ともに午前10時から午後5時です。