日産は2021年2月9日、本格SUV「エクストレイル」でドライブを楽しみながら、地元食材を使ったフルコースを一皿ずつ堪能し、日本の美しさ・豊かさ・美味しさに触れる全長100kmのレストラン「日産エクストレイル プレゼンツ THE FULL COURSE」を企画し、第1弾となるコンセプトムービーを公開しました。

　この取り組みは、福島県の市町村などの協力を得て、新型コロナ禍で打撃を受けている地域の生産者や飲食業界の活性化を促すことで地元を盛り上げたいという想いから、企画されたものです。

　第1弾となる今回の動画は、福島県内の山・川・草原など全長約100kmのドライブコースを、2020年11月に外装と内装の一部が仕様向上されたエクストレイルで巡ります。

　そして、予約3年待ちといわれる名店「長谷川稔」の長谷川 稔氏とグループ店の全シェフたちが、現地の食材を用いた究極の逸品をその場で調理し、エクストレイルで福島の大自然のなかを巡りながらフルコースをひと皿ずつ堪能する様子が描かれています。

　舞台は福島。選び抜かれたロケーションと選び抜かれた食材で、そこでしか味わうことのできない特別なひとさら皿が用意され、360度自然に囲まれたなかで、五感をフルに使ってコースを味わい尽くすことができる内容です。

　具体的なメニューとロケーションは以下のとおりです。

・滝のカーテンと平目の強火蒸し －とろねぎの香りと甘み－（場所：達沢不動滝）

　岩肌を沿うように水が流れ落ちる姿が美しい不動滝では、ふっくらと蒸した平目と地元のトロネギの一品を。滝の音を楽しみながら、昆布〆させたあとに蒸し上げたほんのりレアな平目と、ナンプラーやレモングラスの香り豊かなとろねぎの甘みを感じられます。

・大草原の赤ワインリゾット －ラディッキオタルティーボとゴルゴンゾーラソース－ （場所：かわうちワイン）

　大草原のなかでは、県産コシヒカリを赤ワインで炊き、ワインのコク、酸、果実味を加えたリゾットを。美しい山脈を眺めながらラディッキオ、ゴルゴンゾーラのハーモニーを味わえます。

・岩の上のブレンドティー（場所：かわうちワイン）

　福島の空気とともに味わうのは、長谷川稔オリジナルブレンドティー。厳選されたダージリンのファーストフラッシュ(春摘み紅茶)と、爽やかで甘い芳香をもつ香木、サンダルウッドを合わせた華やかな一杯をお届けします。

・池の畔の川俣シャモと鰆（場所：女沼）

　静けさと雄大な姿を感じることができる女沼では、えごま油でコンフィにした川俣シャモと鰆を。菊芋のピュレと醤油漬けにした葉わさび、菊芋のチップスのさまざまな食感を楽しめる一品。

・崖の上のタリオリーニ －天栄村の菌床椎茸と、黒トリュフ－（場所：霊山天狗の相撲場）

　国指定史跡、名勝に指定されている霊山では、肉厚で、香り、味ともに強い菌床椎茸をパスタ（タリオリーニ）に練りこみ、ラグーソースにもふんだんに使用。見下ろす絶景を眺めながら、シーズンの黒トリュフの高貴な香りを楽しめます。

・行司ヶ沢の渓谷と季節野菜の温かいサラダ（場所：行司ヶ沢渓谷）

　高瀬川支流の清流に洗われた石と広葉樹のマッチングが美しい行司ヶ沢渓谷では、水、土、気候を知り尽くし、伝統を守りつくりあげられた地元の名産を芸術作品のようにひと皿にした、根・実・葉野菜の温かいサラダをご提供します。

・湖畔のすき焼き －カルボナーラソースと春菊のフリット－（場所：猪苗代湖）

　猪苗代湖の湖畔では、水質日本一を誇り、天鏡湖とも呼ばれる美しい湖の風景とともに、予め火入れをしてから割り下の味を浸透させた牛肉に、クリームチーズ豆腐や椎茸、カルボナーラソースと春菊のフリットを添えた新しい「すき焼き」を召し上がってください。

・磐梯山を臨む完熟苺のデザート（場所：猪苗代湖）

　磐梯山を見上げる猪苗代湖では、完熟苺をふんだんに使ったフレッシュな味わいのデザートを。ソース、チップと食感を変えた苺を楽しめます。県内の有名牛乳ブランドを使用したアイスクリームを添えて提供します。