HRCからSBKに参戦中のバウティスタ選手がMotoGPマシン開発に協力の意志を表明
チーム・HRCからスーパーバイク世界選手権に継続参戦するアルバロ・バウティスタ選手は、2021年MotoGPマシン開発に協力する意思があると表明しました。
全てはマルク・マルケス選手の復帰次第か?
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チーム・HRCからスーパーバイク世界選手権に継続参戦するアルバロ・バウティスタ選手は、本田技研が主催したオンラインによる『2021年二輪モータースポーツ活動計画発表会』にオンラインで出席し、来季2年目の抱負を語った後、オファーがあれば、『MotoGP』をサポートする意志があることを明かしています。
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「僕はHRCのライダー。今はスーパーバイクのプロジェクトに取り組んでいるけど、もし、HRCからテストやサポートなどのオファーがあれば、それは喜びです。僕はスーパーバイク世界選手権に集中していますが、MotoGPは僕たちの主要な目標であり、マルク・マルケスが一刻も早く戻り、チャンピオンシップをファイトするコンディションに回復することを願う」と、所属するHRCを支援する意志を表明しました。
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MotoGP最高峰クラスに158戦、キャリア通算274戦に参戦した36歳のスペイン人ライダーは、2019年からスーパーバイク世界選手権にドゥカティから参戦。1年目に総合2位を獲得した後、2年目の2020年シーズンはチーム・HRCに移籍し、『CBR1000RR-R FIREBLADE SP』を走らせると第4戦アラゴン大会の第2レースで初表彰台を獲得し、総合9位でシーズンを終えています。
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また、2018年からHRCのテストライダーとしてMotoGPマシンの開発に携わっているステファン・ブラドル選手は、2021年もテストライダーとして起用されます。マルク・マルケス選手の代役としてMotoGPクラスに11戦出場したS・ブラドル選手は、最終戦後に次のように述べています。
「今週末はすごく楽しかった。チャンピオンシップで上位争いをするためのスピードとモチベーションがまだあることを証明することができました。数か月前に、(代役として最初に)バイクに乗ったときは厳しかったけど、僕たちは1戦毎に強くなり、チームと一緒に良い仕事ができとても満足しています。
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レプソル・ホンダとHRCに感謝したい。僕たちは素晴らしい関係があり、彼らと仕事を続けられることがとても嬉しい。今シーズンはレースとテストで忙しかったけど、全ての仕事をマネジメントすることができ、強くなるために助けることができた。誰にとっても挑戦の 1年だった。今シーズンを可能にしてくれた全ての人たちに感謝したい」と、2021年シーズンを振り返っています。
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来季MotoGPクラスのチャンピオン奪還のために動き始めたホンダは、テストライダーのS・ブラドル選手とMotoGPマシン開発に協力を表明したA・バウティスタ選手のサポートで最強の布陣が敷かれそうです。
提供:バイクのニュース
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