2020年12月16日に、日産の北米法人は新型「ムラーノ（2021年モデル）」の販売価格を発表しました。

　日本でムラーノは、2002年に登場した初代モデル、2008年の2代目モデルが販売されていました。

　しかし、2014年に登場した3代目となる現行モデルは、日本では発売されず北米市場など海外モデルとして展開しています。

　北米市場では、2003年に初登場して以来、時代のトレンドを先取りした都会的なスタイルと豪華な装備を搭載したラグジュアリー感あるSUVとしてラインナップ。

　今回の2021年モデルでは、デザイン性の高いエクステリア、ラグジュアリーなインテリアなどを継続して採用。なお、2021年モデルは「S」、「SV」、「SL」、「プラチナ」の4グレード展開となります。

　また、8インチのカラーディスプレイとマルチタッチコントロール機能を搭載するほか、Apple CarPlayとAndroid Autoを搭載したニッサンコネクトを全グレードに標準装備。

　さらに、SLグレード以上では、「ニッサンコネクト ウィズ ナビゲーション」を標準装備しています。

　安全面では、「インテリジェントアラウンドビューモニター」や、低速後退時に障害物を検知するとドライバーにアラートを出す「リアオートマチックブレーキ」を搭載した「セーフティ・シールド360」を全4グレードに標準装備。

　パワートレインは、260馬力の3.5リッターV型6気筒エンジンを搭載。駆動方式は、2WD／4WDが設定されています。

　さらに、従来設定されていた「SVプレミアムパッケージ」に代わり、新たに「スペシャルエディションパッケージ」を設定。

　このパッケージには、デュアルパネルムーンルーフ、インテリジェントアラウンドビューモニター、プリマテックス仕様シート、フロントシートヒーター、20インチダークチャコールアルミホイールなどが装備されます。

　販売価格は、3万2510米ドル（約335万5000円）から3万2510米ドル（約470万7000円）です。