日産は、ネコ用軽自動車「にゃっさんデイズ」を開発し、特設サイトでウェブムービーとメイキングムービーを公開しました。

　この企画は、日産の軽自動車「デイズ」のマーケティング担当者のネコ好きから着想し、「クルマに興味がある人はネコ好きかも？」との仮説をたて、独自調査を実施。

　その結果、20代から40代でクルマを購入したいと思っている女性の約8割がネコ好きであること、さらに、約6割が普段からSNSなどでネコの画像をみていることが分かりました。

　公開されたウェブムービーでは、デイズをネコ用にアレンジした「にゃっさんデイズ」をネコが運転。

　高速道路での走行でアクセル・ブレーキ・ハンドルの操作をクルマがアシストする「プロパイロット」や、クルマを真上から見下ろしているかのような映像で周囲の状況がわかるインテリジェントアラウンドビューモニターをネコに再現してもらい、先進技術を体験したときのワオ！を表現しています。

　さらにメイキングムービーでは、ウェブムービーの撮影の裏側をネコ視点で紹介。

　朝早い撮影でちょっと眠たいネコの表情や、渾身の演技のシーン、クルマからネコが飛び出して撮影が中断してしまうNG集まで、ネコ好きにはたまらない可愛らしいシーンを集めています。

　さらに、自宅でもネコと一緒に楽しめるように、簡単に組み立てられる「おうち用にゃっさんデイズ」を抽選で100名にプレゼントするキャンペーンも併せて実施しています（応募期間：2020年9月24日 13:00から10月23日17:00まで）。

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　日産では、ネコに関する取り組みとして「＃猫バンバン」の啓蒙をおこなっています。

「＃猫バンバン」とは、自動車の隙間に入ってしまったネコに人間の存在を気付かせるため、乗車前にボンネットをバンバンと軽く叩き、車体を揺らすアクションです。

　毎年冬になると、寒さをしのぐためクルマのエンジンルームやタイヤの隙間にネコが入ることがあり、気付かずエンジンを始動してしまって、ネコが犠牲になってしまう事故が多発しています。

　日産では、そのような悲劇を少しでも減らすべく、乗車前にボンネットを軽くたたきネコの気配を感じたら、エンジンルームを確認するよう呼びかけています。