スバル新型「フォレスター」の雪上走行を体験できる「ゲレンデタクシー」開催
スバルのSUVに雪上で同乗試乗できるイベント「ゲレンデタクシー2019」が各地で開催されています。6回目となる今年は3会場で8日間開催され、新型「フォレスター」などがゲレンデを駆け上ります。
スバルの冬の人気イベント「ゲレンデタクシー2019」を体験
スバルの冬の恒例イベント、ゲレンデタクシーが運行中です。ゲレンデタクシーとは、スバルのSUVがリフトの代わりになり、乗客をゲレンデの上まで送迎してくれる体験型イベントです。
今年で6回目となるゲレンデタクシー2019は、1月19日・20日の栂池高原スキー場(長野県)を皮切りに、2月2日・3日、9日・10日のエコーバレースキー場(長野県)、2月16日・17日の苗場スキー場(新潟県)の3会場で合計8日間開催されます。
エコーバレースキー場では、ゲレンデタクシー史上最長となる往復2キロの特設コースが設定され、ゲレンデ上部まで一気に駆け上ります。
タクシーとして運行する車両は、新型「フォレスター」「XV」「レガシィアウトバック」の3車種で、「フォレスター」と「XV」では「e-BOXER」と呼ばれるハイブリッドシステム搭載車がゲレンデタクシーに初登場しました。
独自のAWDシステムにより、驚くほどの安定性を実現
雪煙を上げてスキー場を爆走するゲレンデタクシーですが、実際に乗ってみると非常に安定していて拍子抜けするほど。普通のクルマでは登れないようなゲレンデの急斜面をいとも簡単に駆け上がっていきます。
ラリーなどで活躍するプロドライバーが運転しているため、プロのテクニックのおかげなのはもちろんなのですが、スバルの水平対向エンジンと左右対称のパワートレインで構成された独自のシンメトリカルAWDシステムにより、クルマの挙動が乱れてもすぐに立て直し、どんな状況でも安定した走行ができるということです。
また、スバルのSUVには、「X-MODE(エックスモード)」と呼ばれる機能が搭載されています。4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールして、雪や泥からスムーズに脱出できる機能や、下り坂で速度が上がりすぎないように制御する機能が悪路での走破性と安心感を高め、ゲレンデの急斜面でもその力を発揮していました。
ゲレンデタクシーとして使用されているクルマは全てノーマル仕様で、このイベント用に特別なチューニングなどは施されていません。ゲレンデの急斜面を安定して登っていけるような性能を、我々も手に入れることができるというのは嬉しい限りです。
ダンロップのスタッドレスタイヤが初採用
また、今年のゲレンデタクシーでは、ダンロップのスタッドレスタイヤ「WINTER MAXX」シリーズが初めて採用されました。
新型「フォレスター」に装着されていたのは「WINTER MAXX 02 CUV」というクロスオーバーSUV向けのタイヤで、寒冷地でも硬くなりにくいゴムを採用することで、雪をギュッと掴んで滑りにくいという特徴があります。また、新品から4年経過した状態でも氷の上でのブレーキ性能が落ちにくく、雪上・氷上ともに安心して走行することができるといいます。
なお、ダンロップのブースでは、最新のスタッドレスタイヤの展示に加え、アツアツのコーンスープの無料配布もあり、冷えた体にはうれしい”おもてなし”も受けられました。
今シーズンのゲレタク開催はあと2回
スキー・スノーボードをする人にとって、SUVの性能は気になるところ。普段はできない雪上での走行を気軽に体験することができるとあって、ゲレンデタクシー運行開始前にはすでに行列ができていました。
2月2日・3日に行われたエコーバレースキー場では合計495組(1107人)が乗車したということで、ゲレンデタクシーの人気の高さがうかがえます。
ゲレンデタクシーは、タクシーといえども無料で乗車することができます。タクシーの前で写真を撮り、SNSで「♯ゲレンデタクシー」とハッシュタグをつけて投稿すると乗車券がゲットできます。
今シーズンのゲレンデタクシーはあと2回で、エコーバレースキー場(2月9日・10日)と苗場スキー場(2月16日・17日)で開催される予定です。
スキー・スノーボードのついでに、スバルSUVの雪上走行を体験してみてはいかがでしょうか。
【了】