約100年前のバイクがデザインのヒント! ノートン「450アーバン」世界初公開 454cc単気筒にクルコンも
英国のノートン・モーターサイクルズは、2026年11月3日からイタリア・ミラノで開催されている「EICMA 2026」で、新型「Norton 450 Urban」を世界初公開しました。
往年のモデルをイメージソースとするミドルクラスモデル
英国のノートン・モーターサイクルズは、2026年11月3日からイタリア・ミラノで開催されている「EICMA 2026」で、新型「Norton 450 Urban」を世界初公開しました。
同社が新たに投入するノートンブランドへの入口となるモデルで、標準仕様と、よりラギッドな仕様の2種類を用意します。
両仕様に搭載するのは、排気量454ccの水冷単気筒エンジンで、最高出力は47PS/8000rpm、最大トルク45Nm/6000rpmを発生します。

6速トランスミッションを採用し、クイックシフターも利用できます。
燃料タンク容量は12Lで、車両重量は180kg未満を目標としています。
車体には、独自のアルミフレームを採用しており、フロントにはフルアジャスタブルの43mm KYB製倒立フォーク、リアにはリバウンドとプリロードを調整できるKYB製モノショックを備えます。ByBre製ブレーキのディスク径はフロントが320mm、リアが240mmで、コーナリングABSが制動を支援します。
デザインは1927年製の「Norton CS1」からも着想を得ています。後輪からスイングアーム、メインフレーム、浅いタンクへとつながるラインに加え、低くスリムなシートと、表面がライダーから離れる方向に傾斜した低いタンクが特徴です。
パネルの隙間を自動車レベルに整え、外から見える留め具を抑えるとともに、フューエルキャップとエンジンにはカバーを設けています。
デザイン責任者のサイモン・スキナー氏は、同モデルをネイキッドとカウル付きの双方の良さを備えたモデルと位置づけています。
標準仕様は17インチのシルバーキャストホイール、シルバーのフレーム、ロードタイヤを装着します。
もう一方の仕様には、ブラックキャストホイールとグレーのフレームおよびスイングアームを採用。延長されたマッドガードやハンドガード、フォークプロテクター、フライスクリーン、専用のシートトリムも加えています。
電子制御はコーナリングABS、トラクションコントロール、クルーズコントロールを備え、3つのライダーモードと組み合わせ、支援レベルはカスタマイズ可能です。
このほか、ダイナミックLEDヘッドライト、キーレスイグニッション、スマートフォン接続、グリップヒーター、8インチTFTタッチスクリーン、USB-C充電器、タイヤ空気圧モニタリングシステムを装備します。
今回の発表は、ノートンがEICMA 2025で「リサージェンス(復活)」戦略を示してから1年の節目にあたります。同戦略は2億ポンドを超える投資に裏付けられた長期プログラムです。2020年にTVSモーターカンパニーに買収された同社では、ソリハルの本社と製造施設の開発を含む投資により、2025年の同戦略発表時点で、従業員数が25%増加しました。
現在はすでに発表されている「Manx R」や「Atlas」の生産と顧客への納車が始まっており、エグゼクティブ・ディレクターのリチャード・アーノルド氏は、Norton 450 Urbanが取り組みの次の段階を象徴するとしています。
















