トヨタ新「“四駆”ミニバン」発表! “アルファード”より大きい全長5.2m級ボディがカッコイイ! “リフトアップ×大径タイヤ”採用の「シエナ ウッドランド コンセプト」米国SEMAで披露
トヨタは2026年10月30日、大型ミニバン「シエナ」をベースとした「シエナ ウッドランド コンセプト」を発表しました。米国の「SEMAショー2026」で披露された同モデルは、どのような特徴があるのでしょうか。
アルファードを上回る巨大ミニバンがワイルドに
トヨタは2026年10月30日、大型ミニバン「シエナ」をベースとしたコンセプトカー「シエナ ウッドランド コンセプト(Sienna Woodland Concept)」を発表しました。
同モデルは、同年11月3日から6日まで米国ネバダ州ラスベガスで開催中の「SEMAショー2026」に出展されています。

SEMAショーは、世界中の自動車メーカーやカスタムパーツメーカーなどが参加する世界最大級のカスタムカーイベントです。各社が趣向を凝らした特別なカスタムカーや新製品を披露しています。
そんなSEMAショーで注目を集めるモデルのひとつが、今回のシエナ ウッドランド コンセプトです。
ベースとなるシエナは、トヨタが北米市場を中心に展開する大型ミニバンです。初代モデルは1997年に登場し、現行モデルは2020年に発表された4代目にあたります。
現行モデルは、トヨタのTNGAプラットフォームを採用し、広い室内空間や快適な乗り心地、優れた燃費性能などを兼ね備えています。
市販シエナのボディは全長5.2m級、全幅約2mという堂々としたサイズです。ちなみに、日本で人気の大型ミニバンであるトヨタ「アルファード」は、全長4995mm×全幅1850mmで、シエナは全長・全幅ともに上回ります。
また、3列シートを採用し、グレードに応じて7人または8人が乗車できる広い室内空間も特徴です。
パワートレインには、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載しています。
システム最高出力245馬力を発揮し、トランスミッションには電子制御式無段変速機(e-CVT)を採用しています。さらに、後輪を電気モーターで駆動する電気式AWD「E-Four」も設定されています。
そんなシエナをベースに、アウトドアでの使い勝手を追求したのが、今回のウッドランド コンセプトです。
トヨタは今回のSEMAショーに向けて、アウトドアをテーマとした5台の「ウッドランド コンセプト」シリーズを製作しました。このシリーズには、シエナのほか「RAV4」「bZ」「グランドハイランダー」「クラウン シグニア」が含まれています。
シリーズ全体のデザインには、米国に拠点を置くトヨタのデザイン部門「CALTY Design Research(キャルティ デザイン リサーチ)」が携わっています。日常生活での使いやすさを維持しながら、キャンプやアウトドアなどで活躍するクルマを目指して開発されました。
シエナ ウッドランド コンセプトのエクステリアは、大型ミニバンらしい伸びやかなボディに、SUVのような力強さを組み合わせたデザインが特徴です。
足回りにはリフトアップキットを採用し、通常のシエナよりも車高を高めています。
さらに、大型のオーバーフェンダーやサテンブラック仕上げのホイール、ゴツゴツとしたオールテレーンタイヤなどを装着。これにより、通常のファミリー向けミニバンとは大きく異なる、ワイルドなスタイリングに仕上げています。
ボディカラーには、淡いブルーが印象的な「ホライゾンブルー」を採用しました。このカラーは、1960年代のトヨタ車に用いられていた色から着想を得たもので、当時の「スタウト」や「クラウン」「コロナ」などをイメージしています。
さらに、ボンネットやルーフをブラック系のカラーで塗り分け、レトロな雰囲気と現代的な力強さを両立しています。
ルーフには荷物を積載するためのルーフラックやクロスバーを装着。キャンプ用品やアウトドアギアなどを運ぶ際の使い勝手にも配慮しています。
こうした装備によって、シエナが本来備える広い室内空間や積載性に、アウトドア向けの機能性を加えています。
なお、北米で販売されているシエナには、もともとアウトドア志向の「ウッドランド エディション」が設定されています。
同グレードは電気式AWDを標準装備し、最低地上高を高めた仕様で、3列7人乗りの室内空間やルーフレールなどを備えています。
今回のコンセプトカーは、そうしたシエナのアウトドア向けの世界観をさらに発展させたモデルといえます。
トヨタは、今回のウッドランド コンセプトシリーズを通じて、ハイブリッド車や電気自動車など、さまざまな車種でアウトドアを楽しむ可能性を提案しています。
特にシエナ ウッドランド コンセプトは、多人数で移動できるミニバンの利便性と、オフロード車を思わせるタフなスタイリングを組み合わせた個性的な一台となっています。
※ ※ ※
今回のシエナ ウッドランド コンセプトは、SEMAショー向けに製作された特別なコンセプトカーです。現時点で市販化の予定や価格などは明らかにされていません。
また、トヨタは今回の展示車両について、同社が販売していない部品やアクセサリーを使用しており、公道走行が認められない場合があると説明しています。























































