まさに“怪物”級の新「“カクカク”本格SUV」初公開! パワフルすぎる“メガジラ2.0”「V8エンジン」搭載! 迫力満点のフォード「ブロンコ フロストウォーデン」米国SEMAに登場
フォードは2026年11月3日、米国で開催された「SEMAショー」において、「ブロンコ」をベースとした特別なカスタムモデル「フロストウォーデン」を初公開しました。V8エンジンや巨大なタイヤを採用したモデルですが、どのような特徴があるのでしょうか。
巨大タイヤを備えた怪物SUVとは
米国の自動車メーカーであるフォードは2026年11月3日、米国ネバダ州ラスベガスで開催された「SEMAショー2026」において、特別なカスタムSUV「フロストウォーデン(Frostwarden)」を初公開しました。
フォードを代表する本格オフロードSUV「ブロンコ」をベースに、1200馬力を超える大排気量V8エンジンや巨大なオフロードタイヤを組み合わせた、非常に個性的なモデルとなっています。

ベースとなるブロンコは、1966年に初代モデルが登場したフォードの本格オフロードSUVです。
現行モデルは2021年に登場した6代目にあたり、伝統的な角張ったデザインや丸型ヘッドライト、高い悪路走破性能などが特徴となっています。
そんなブロンコをベースに、フォードの高性能パーツ部門「Ford Racing Parts」の技術を投入して製作されたのが、今回のフロストウォーデンです。
開発のテーマとなったのは、北極圏での捜索救助活動を想定した特殊車両。雪や氷に覆われた過酷な環境でも活動できるような、強力なパワーと高い走破性能を備えたマシンとして構想されました。
エクステリアは、通常のブロンコを大幅に上回る迫力のスタイリングが特徴です。
角張ったボディや丸型ヘッドライトなど、ブロンコらしいデザインを残しながら、ワイドなスタンスと巨大なタイヤによって圧倒的な存在感を演出しています。
足元には、42インチという非常に大きなBFグッドリッチ製オフロードタイヤを採用。42インチは直径に換算すると約107cmに相当し、一般的な乗用車のタイヤとは大きく異なるサイズです。
これに、18インチの専用ビードロックホイールを組み合わせ、荒れた路面でも安定した走行を目指しています。
さらに、足回りには「74Weld」のポータルギアリフトを採用。これは車輪付近に減速ギアを設けることで車軸の位置を高め、最低地上高の確保などに役立つ仕組みです。
加えて、強化されたDana製の駆動系部品や、専用のビルシュタイン製ダンパーも組み合わせ、巨大タイヤと大出力エンジンに対応する足回りに仕上げています。
そんなフロストウォーデンですが、最大の特徴となるのが、ボンネットの下に収められたエンジンです。
搭載されるのは、フォードが新たに開発した「Megazilla 2.0(メガジラ2.0)」と呼ばれる7.3リッターV型8気筒スーパーチャージャーエンジンです。
このエンジンは、カスタムカー製作用に提供する組み込み用エンジン「クレートエンジン」として開発されたもので、従来の7.3リッターV8をさらに高性能化しています。
最高出力は1200馬力を超え、最大トルクも1000lb-ft(約1356Nm)を上回るという強力な性能を発揮します。
フォードは、自動車メーカーが開発したクレートエンジンとして過去最高の出力を誇るとしています。
高出力を実現するために、エンジンブロックの強化や専用カムシャフト、改良型ピストン、大容量燃料インジェクターなどを採用しています。
さらに、過給システムには容量3リッターの「Whipple(ウィップル)」製スーパーチャージャーを搭載。大排気量エンジンと強力な過給器を組み合わせることで、圧倒的なパワーを引き出しています。
なお、1200馬力超という最高出力と1000lb-ft超という最大トルクは、レース用燃料を使用した条件でのエンジン性能値です。フォードは、それぞれの最大値が同時に発生するとは限らないと説明しています。
今回のフロストウォーデンは、この新型エンジンの性能を実車で紹介するための特別な展示車両として開発されました。
製作にはフォードの技術者や高性能パーツ部門に加え、外部の専門メーカーなども参加しています。
開発プロジェクトは2026年2月に始まり、同年6月から本格的な車両製作が進められました。
10月には完成したエンジンが開発拠点から車両製作を担当する工房へ搬入され、SEMAショーでの公開に向けて最終的な組み立てや調整が行われたといいます。
こうした開発過程を経て、大排気量V8エンジンの圧倒的なパワーと巨大な足回りを融合させた、特別なブロンコが完成しました。
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フォードは、今回のフロストウォーデンについて、市販を予定していない特別なカスタムコンセプトカーとしています。
そのため、車両の販売価格や一般向けの発売時期などは設定されていません。
一方、今回搭載されたメガジラ2.0は、フォードが高性能クレートエンジンとして開発したもので、今後のカスタムカー製作に新たな可能性を示す存在となっています。

































































