新車約177万円! “トヨタ・ライズ”級サイズの「“スポーティ”SUV」! 全長4m以下の小柄ボディに1Lターボ×6速MT搭載! “赤キャリパー”もいいヒョンデ「ヴェニューN Line」印国仕様とは
ヒョンデがインドで販売するコンパクトSUV「ヴェニュー」には、スポーティな内外装を採用した「N Line」が設定されています。どのようなクルマなのでしょうか。
全長4m以下のコンパクトSUVに120馬力ターボ搭載!
韓国の自動車メーカーであるヒョンデは、インド市場でコンパクトSUV「ヴェニュー(VENUE)」を展開しています。
そのラインナップのなかでも、スポーティなデザインや走りを重視したモデルが「ヴェニュー N Line(エヌ ライン)」です。
N Lineは、ヒョンデの高性能ブランド「N」のスポーツスピリットを取り入れたシリーズで、通常モデルとは異なる内外装や専用装備を採用しています。

ヴェニューは2019年に初代モデルが登場し、インドを中心に人気を集めてきたコンパクトSUVです。2025年11月にはインド・グルグラムで新型モデルが世界初公開され、従来型から内外装や装備を大幅に刷新しました。
新型ヴェニューは、ヒョンデの「グローバルK1エンハンスドプラットフォーム」を採用し、ボディ構造の約71%に高強度鋼板などを使用。N Lineでは通常モデルをベースに、32か所の専用アップグレードが施されています。
ボディサイズは全長3995mm×全幅1800mm×全高1665mm、ホイールベース2520mmです。乗車定員は5名で、都市部でも使いやすい全長4m以下のコンパクトなボディとなっています。
ちなみに、日本で人気のコンパクトSUVであるトヨタ「ライズ」は、全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm、ホイールベース2525mmです。
比較すると、ヴェニュー N Lineはライズと全長がまったく同じで、全幅は105mm広く、全高も45mm高いサイズとなっています。
エクステリアは、ダーククローム仕上げのフロントグリルや専用バンパーを採用し、通常モデルよりも精悍なデザインに仕上げています。
フロントグリルやフェンダー、テールゲートには「N Line」のエンブレムを装着。前後バンパーやサイドシル、ルーフレールにはレッドのアクセントを取り入れ、スポーティな印象を強調しました。
なお、ボディカラーが「ドラゴンレッド」の場合、バンパーやサイドシルのアクセントはシルバーとなります。
さらに、リアにはウイングタイプのスポイラーやツインチップマフラーを装備し、力強いスタイリングを演出しています。
足元には、Nのエンブレムをあしらった17インチのダイヤモンドカットアルミホイールを採用。前後のディスクブレーキには鮮やかなレッドキャリパーを組み合わせ、スポーティな雰囲気を高めています。
インテリアもブラックを基調としながら、各部にレッドのアクセントを採用しています。
専用ステアリングホイールにはパフォーマンスコントロールボタンを備え、Nのロゴが入ったシフトノブやメタルペダル、レザー調シートなどを装着。ドライバーを中心としたスポーティな室内空間に仕上げています。
装備面では、上級グレードに12.3インチのナビゲーションディスプレイとフルデジタルメーターを採用。Bose製8スピーカーのオーディオシステムや、サラウンドビューモニター、ブラインドスポットビューモニターなども用意されています。
さらに、電動サンルーフやスマートアロマディフューザーなど、快適性を高める装備も設定されています。
注目のパワートレインは、1リッター直列3気筒ガソリンターボエンジン「1.0 Turbo GDi」です。
最高出力120馬力、最大トルク172Nmを発生し、トランスミッションには6速MTと7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)の2種類を用意しています。駆動方式は前輪駆動(FF)です。
ちなみに、ライズの4WD車に搭載される1リッターターボエンジンは最高出力98馬力、最大トルク140Nmを発生します。ヴェニュー N Lineは同じ1リッターターボながら、最高出力で22馬力、最大トルクで32Nm上回る性能を備えています。
また、上級グレードには「エコ」「ノーマル」「スポーツ」の3つのドライブモードを設定。「サンド」「マッド」「スノー」のトラクションコントロールモードも備えています。
安全性能にも力が入れられており、2026年3月にはインドの衝突安全評価「Bharat NCAP」において、通常モデルとともに成人・子ども乗員保護の両方で最高評価の5つ星を獲得しました。
さらに、6つのエアバッグや電子パーキングブレーキなどを装備。上級グレードには21の機能で構成されるレベル2の先進運転支援システムも設定されています。
※ ※ ※
ヴェニュー N Lineのインドでの価格は、106万6100ルピー(約177万円 ※2026年10月下旬時点での為替レート換算、以下同)から156万6700ルピー(約260万円)です。
通常のヴェニューは79万9900ルピー(約133万円)からとなっており、N Lineは専用の内外装や装備を備えたスポーティなモデルとして位置づけられています。なお、価格はいずれも現地ショールーム価格です。
グレードは「N6」と「N10」の2種類を設定。N6では6速MTと7速DCTを選択でき、上級グレードのN10は7速DCTのみとなっています。
2026年10月時点で、ヴェニュー N Lineの日本導入については発表されていません。
全長4m以下のコンパクトボディに120馬力のターボエンジンを搭載し、6速MTやスポーティな専用装備も用意されたヴェニュー N Line。手頃な価格と個性的なデザインを両立したモデルだけに、日本でも販売を期待したくなる1台といえそうです。




































