販売店も「ディーゼル」が欲しい! マツダ新型「CX-5」に“追加”を望む声! 全面刷新から約5か月、好評のSUVに寄せられる本音と納期は?
2026年5月21日、マツダは5人乗りミドルクラスSUV「CX-5」を、およそ9年ぶりにフルモデルチェンジしました。販売店への問い合わせなどの反響について、首都圏のマツダディーラーに聞いてみました。
受注好調のマツダ新型「CX-5」、納期は2〜2.5ヶ月が目安
2026年5月21日、マツダは5人乗りミドルクラスSUV「CX-5」を、およそ9年ぶりにフルモデルチェンジしました。
販売店への問い合わせなどの反響について、首都圏のマツダディーラーに聞いてみました。
2012年2月、マツダは初代CX-5を世に送り出しました。このモデルの最大の特徴は、マツダが誇る新世代技術群「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」を、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、トランスミッション、ボディ、シャシーというクルマの主要構成要素すべてに投入した点にあります。
初代CX-5は、上質かつ心地よい走行フィールと優れた燃費性能を高い次元で両立させることに成功したのです。
さらに、生命感と躍動感を凝縮したデザイン哲学「魂動-SouL of MOTION」を具現化した記念すべき第1弾でもあり、クロスオーバーSUV市場へ打って出るマツダのグローバル戦略車という重責を背負ってのデビューでした。
ふたを開けてみれば初代CX-5は大ヒットを記録し、マツダの世界販売台数の4分の1を占めるまでに成長、同社を支える基幹車種としての地位を確立しました。
初代の登場からおよそ5年後、2016年12月にフルモデルチェンジしたのが2代目CX-5です。
開発にあたっては、ドライバーのみならず同乗者も含めた「すべてのお客さまを笑顔にするSUV」というキーワードが掲げられました。
「魂動デザイン」の造形美をより質感高く際立たせる新開発のボディカラー「ソウルレッドクリスタルメタリック」を初採用したほか、車両運動制御技術「SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS(スカイアクティブ ビークル ダイナミクス)」の第1弾となる「G-Vectoring Control(G-ベクタリング コントロール)」を搭載するなど、マツダの新時代を予感させるモデルとして大きな注目を集めました。
その後、2代目はグローバル累計で500万台以上を生産・販売するに至り、マツダのラインアップを支える主力車種へと成長を遂げています。
そして今回、満を持して登場したのが3代目 CX-5です。
実に9年ぶりとなるフルモデルチェンジを果たした3代目は、「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」を開発コンセプトに掲げ、歴代モデルでユーザーからの支持を集めてきた「魂動デザイン」と「人馬一体の走り」にさらなる磨きをかけながら、快適な居住空間と実用性の高い荷室を大幅に向上させました。
加えて、新たな電子プラットフォーム「MAZDA E/E ARCHITECTURE+(マツダ イーイー アーキテクチャー プラス)」を採用し、15.6インチ/12.9インチのタッチパネル式大型センターディスプレイと、マツダ初となるGoogle搭載インフォテインメントシステムによって、ヒューマン・マシン・インターフェイスも刷新されています。
さらに、最新の先進安全技術(ADAS)やドライバー異常時対応システム(DEA)にも磨きがかけられました。
デザインコンセプトには「Wearable Gear(ウェアラブルギア)」が据えられ、「エモーショナル」「デイリー・コンフォート」「新世代価値」という3つの価値を軸に、機能性とスタイリングの両立が図られています。
エクステリアは、厚みのあるボンネットとワイドなロアグリルによってSUVらしい力強さを表現する一方、サイドからリアにかけては余分な要素を削ぎ落としたシンプルな造形とすることで、都会的な洗練さも兼ね備えています。
ボディカラーは新色「ネイビーブルーマイカ」を含む全7色がラインナップされます。

インテリアは水平基調のデザインによって、広がりのある空間を演出しました。
大型パノラマサンルーフやアンビエントライトも採用され、上質感と開放感を兼ね備えています。
3代目のボディサイズは、全長4690mm×全幅1860mm×全高1695mm、ホイールベースは2815mmとなっています。
先代モデルにあたる2代目(全長4575mm×全幅1845mm×全高1690mm、ホイールベース2700mm)と比べると、全長は115mm、全幅は15mm、全高は5mm、ホイールベースは115mmそれぞれ拡大されており、数値のうえでもひとまわり大きくなったことが見て取れます。
これにより膝まわりや頭上まわりの空間にゆとりが生まれ、長距離移動の際の快適性向上にも寄与しています。
3代目は、実用性の面でも改良が加えられています。
ドア開口部の設計を見直すことで乗降性を高めたほか、荷室容量は466リットルを確保しました。
ゴルフバッグ4個やスーツケース4個の積載が可能なほか、後席使用時にはベビーカーを縦置きできるなど、ファミリー層への配慮も光ります。
装備面では、新世代の電子プラットフォーム「MAZDA E/E ARCHITECTURE+」が採用されました。
15.6インチまたは12.9インチの大型センターディスプレイを備え、マツダ初となるGoogle搭載インフォテインメントシステムも新たに導入されています。
音声操作やナビゲーション機能の利便性向上が見込まれる一方、ハザードランプやデフロスターといった使用頻度の高い機能にはあえて物理ボタンを残すなど、操作性への配慮も忘れていません。
安全装備においては、「プロアクティブ・ドライビング・アシスト」が新たに採用されています。
「ドライバー異常時対応システム(DEA)」や「ドライバー・モニタリング」もさらに進化を遂げ、最新の「i-ACTIVSENSE」が数多く盛り込まれました。
360°ビュー・モニターやアクティブ・ドライビング・ディスプレイも刷新され、視認性と利便性の両面で進化を果たしています。
パワートレインには、マイルドハイブリッドと組み合わせた2.5リッター直噴ガソリンエンジン「e-SKYACTIV G 2.5」が搭載され、最高出力178馬力、最大トルク237Nmを発生します。
駆動方式にはFFと4WDが用意されており、WLTCモード燃費はFFが15.2km/L、4WDが14.2km/Lです。
車両本体価格は、エントリーグレード「S」の2WDが330万円、ミドルグレード「G」の2WDが352万円、上級グレード「L」の4WDが430万6500円です(いずれも消費税込み)。
発売後約1ヵ月時点での累計受注台数が1万台を突破した新型CX-5ですが、ユーザーからの反響について、10月上旬にマツダディーラーに問い合わせてみました。
「歴代CX-5オーナー様からのお問い合わせならびにご試乗の機会が多いです。
非常に期待値が高いことを実感しております。
特にデザイン面に関しては『CX-5らしいデザインで見た目にも高級感がある』と評価していただいております。
内装においても、歴代オーナー様から質感の高さを評価していただいております。
ご納期が2〜2.5ヶ月が目安というのも決め手になっているようです。
ただし、モデルや仕様によってはさらにお時間をいただくことがありますので、最寄りの販売店にお問い合わせください」
今回、他のマツダディーラーにも問い合わせてみました。
「新型CX-5については、多くのお客様から高い評価をいただいております。
ただ、ディーゼルエンジンの設定がなくなってしまったことに対し、追加される可能性があるかどうかを質問されることがしばしばあります。
現場としてもディーゼルエンジン仕様があるとさらに商品力が増すので設定して欲しいのですが……。
世界規模で見ると、先代CX-5のディーゼルエンジン仕様はそれほどシェアがなかったのが実情ですが、今後の一部改良のタイミングで追加されると良いのですが……」。
※ ※ ※
新型CX-5にはハイブリッドモデルが用意されているとはいえ、少なくとも日本市場ではディーゼルエンジン仕様を望む声が少なくないようです。
現時点では予定がないようですが、今後、ユーザーの声を受けて追加されることを期待しましょう。































































