6年ぶり復活! カワサキが「“新型”スーチャー搭載フラッグシップモデル」発売! 998cc“高性能4気筒”搭載&最新装備てんこ盛り! 「Ninja H2 CARBON」27年1月に発売
カワサキは2026年10月22日、独自設計のスーパーチャージャーを搭載するフラッグシップモデル「Ninja H2 CARBON」の最新モデルを、2027年1月23日に発売すると発表しました。
川崎重工グループの知見を総結集
カワサキは2026年10月22日、独自設計のスーパーチャージャーを搭載するフラッグシップモデル「Ninja H2 CARBON(ニンジャH2カーボン)」の最新モデルを、2027年1月23日に発売すると発表しました。
同モデルの国内での販売は2021年以来で、6年ぶりの復活となります。
2015年に誕生したNinja H2は川崎重工グループが航空宇宙やガスタービンの分野で長年積み重ねてきた知見を結集し、モーターサイクル専用として一から自社で設計したスーパーチャージャーを核にしています。
このモデルには、川崎重工グループの歴史において特別な意義を持つ製品や、卓越したエンジニアリングを体現する製品にだけ授与される「カワサキ リバーマーク」が与えられています。現代のカワサキ製品としてこのマークが初めて付与されたのは、クローズドコース専用の「Ninja H2R」と共にデビューした2015年のことです。
パワートレインは、排気量998cc並列4気筒のスーパーチャージドユニットで、インペラと吸気系を刷新したほか、ピストン、シリンダーヘッド、クランクシャフト、カムシャフトもすべて新設計となりました。
ギア比はショート化され、高回転域の爽快な吹け上がりを保ちながら、低中回転域では力強いトルク感が増しており、排出ガス性能も従来より改善されました。
エキゾーストシステムは4-into-1構成で、パイプ径をエンジンの出力特性に合わせて最適化しています。コンパクトなサイレンサーとの組み合わせにより、軽量かつコンパクトなレイアウトに仕上がりました。
トランスミッションには、MotoGPやF1のレーシングマシンでも広く使われているドッグリングトランスミッションを搭載します。ギアの位置を動かさず、軽量なドッグリングが移動して変速する仕組みのため、シフト操作に必要な力が軽くなり、ダイレクトなシフトフィールと素早いギアチェンジが得られます。

車体はNinja H2R向けに開発されたトレリスフレームを受け継いでいます。エンジン背面のスイングアームマウンティングプレートがクロスメンバーを不要にし、フレーム全体の軽量化に貢献しています。
フロントブレーキにはΦ330mmのブレンボ製セミフローティングディスクを採用し、カワサキとして初めてブレンボ製Hypureブレーキキャリパーを装備しました。
非対称デザインのキャリパーは、高剛性と軽量化を両立しつつ、優れた熱伝導性も備えています。
ブレンボ製ラジアルポンプマスターシリンダーとリザーバータンクは無効ストロークを最小限に抑え、レバーを握った瞬間からダイレクトな制動力を引き出します。
サスペンションは、フロントにKYB製AOS-IIレーシングサスペンション、リアにオーリンズ製TTX36を組み合わせたフルアジャスタブル仕様です。
ボディワークは、スーパーチャージドエンジンのポテンシャルを最大限に発揮させるため、空力性能を徹底的に追求した造形を採用。アッパーカウルのチンスポイラーと翼断面形状のミラーステーがダウンフォースを生み出し、高速走行時の安定性を高めます。また、ミラーステーの後縁にはガーニーフラップも備わります。
計器盤は、アナログタコメーターと高解像度フルカラーTFTディスプレイの組み合わせです。表示タイプ1は、スーパーチャージャー用エアダクトのシルエットをモチーフにしたレイアウトで、タイプ2は、航空機のHUD(ヘッドアップディスプレイ)に着想を得たリーン角・ピッチ角表示と、グラフィカルなブースト圧表示を採用。走行中の車体姿勢を直感的に把握できます。
電子制御システムも全面的に刷新されており、KCMF(カワサキ コーナリング マネージメント ファンクション)、KTRC(カワサキ トラクション コントロール)、KLCM(カワサキ ローンチ コントロール モード)、KIBS(カワサキ インテリジェント アンチロック ブレーキ システム)、KQS(カワサキ クイック シフター)など、多彩な機構が搭載されました。
KTRCは新たに5つのモードから選べるようになり、介入レベルが最も高いモード5は、雨天やウエットコンディションでのサーキット走行にも対応します。KLCMには発進直後の加速時にもエンジン回転数を管理する機能が加わり、なめらかで安定した発進加速を実現しています。
さらに、KTRCとパワーモードを連動させるインテグレーテッドライディングモードを新搭載し、スポーティ、ロード、レインの3つのセッティングとマニュアルから選べます。
快適性の面では、エレクトロニッククルーズコントロールが新たに加わり、長距離ツーリングが楽になりました。スマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」との連携機能も強化され、音声コマンドやナビゲーション機能にも新たに対応しています。
上位グレードとなるNinja H2 CARBONでは、CFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)製のアッパーカウルを採用。カーボンファイバー部品を除く外装パーツには、微細な傷を自己修復するカワサキ独自の「ハイリーデュラブルペイント」を使用し、フラッグシップにふさわしい外観を長く保ちます。
ホイールには、カワサキ初となる水転写プリント(ハイドログラフィックプリント)で大胆なグラフィックが施され、片持ち式スイングアームのため露出度が高いホイール右側面に配されています。純正アクセサリーには、よりアップライトなライディングポジションをつくるアップハンドルも新たに加わります。
価格(消費税込)は418万円です。
航空宇宙分野で培った技術を背景に、エンジンから電子制御、空力、外装に至るまで磨き上げられた最新のNinja H2 CARBONだけに大きな話題を呼びそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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