レクサスの「2人乗りセダン」! 600馬力の「ターボエンジン」&迫力エアロ採用! 6速シーケンシャルミッションもついた米国で登場していた「IS 600+」とは
アメリカ・ラスベガスで2026年11月3日から6日まで開催される「SEMAショー」は、様々なカスタムカーやアフターパーツが展示される見本市です。なかでも、2022年にレクサスが現地のチューニングカー雑誌と共同で制作し話題を集めた「LEXUS DSPORT IS 600+ Project Build」は一体どのようなモデルだったのでしょうか。改めて振り返ります。
600馬力越えのコンパクト”FR”セダン!?
アメリカ・ラスベガスで開催される世界最大級のアフターマーケット見本市である「SEMAショー」。2026年は11月3日から6日まで開催が予定されていますが、その会場を前に過去にSEMAショーに展示された車両たちを振り返ってみたいと思います。
今回は2022年のSEMAショーに、レクサスと現地のチューニング系マガジンのDSPORTが共同で制作した「LEXUS DSPORT IS 600+ Project Build」をご紹介します。

レクサスの車名に与えられる数字は、その車両が持つ出力を自然吸気エンジンの排気量に換算したものを示しているというのは知られるところですが、この車両に与えられた“600+“というものは、6.0Lクラスを超える出力という意味があるとされています。
ベースとなっているのはレクサスのコンパクトFRスポーツセダンのIS350 F SPORTですが、元々搭載されているV6 3.5LのNAエンジンから、LS500に搭載されているV6 3.5L ツインターボエンジンのV35A-FTS型に換装。
さらに大容量ターボチャージャーの採用や燃料ポンプやインジェクターの大容量化を行った上で、E85バイオ燃料に対応させて600馬力以上を安定して発生させるようなチューニングがなされていました。
もちろん大容量のインタークーラーやラジエーター、オイルクーラーなどを装着し、パワーアップによって発生する熱にも対応し、実際にサーキットアタックが可能なスペックとなっています。
そのほか、トランスミッションにはサムソナス製の6速シーケンシャルミッションを採用し、足回りにはKW製のサスペンションキットやピロボール化を行ったサスペンションアーム類などを採用し、ブレーキにはRC Fに採用されているカーボンセラミックブレーキシステムを移植し、本格的なチューニングがなされていました。
エクステリアには日本のエアロブランドであるアーティシャンスピリッツ製のワイドボディキットを装着することでトレッドの拡大を行い、ボンネットやトランクにはカーボンケプラー製のものを採用して軽量化も実現。
インテリアはリアシートや不要な内張りを廃し、2脚のフルバケットシートとレーシングハーネス、そして溶接留めのロールケージなど、まるでレーシングカーのようなスパルタンな仕上がりとなっていたのです。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。


















































