新車98万円! 3人乗れる「小さなクルマ」に大注目! 高性能「ソーラーパネル」搭載し“太陽光”で走れる! 誰でも“普通免許”で運転できて「老後の足」にもサイコー! EVジェネシス「スリールオータ」は欧州展開にも期待大!
EVジェネシスが展開する三輪EV「スリールオータ(3RUOTA)」。同社は欧州での展開を予定しており、EU加盟国全域で販売・登録を行うための型式認証も2026年8月に取得しました。
新車98万円! 3人乗れる「小さなクルマ」に大注目!
EVモビリティの企画・開発・販売を行うEVジェネシスが製造する三輪EV「スリールオータ(3RUOTA)」が、EU加盟国全域で販売・登録を行うための型式認証制度「WVTA(欧州車両型式認証)」を2026年8月に取得しました。
2027年のEU市場本格参入に向けて弾みをつけた形ですが、欧州市場に乗り込むこの日本発の小型モビリティは、一体どのようなモデルなのでしょうか。
スリールオータは、2025年8月に発売された三輪EVです。
ボディサイズは全長2270mm×全幅1190mm×全高1570mmと、軽自動車よりもはるかにコンパクト。
左右ドアの有無を選択でき、「ドアなし」モデルは定員3名の「側車付き軽二輪車」、「ドアあり」モデルは乗車定員1名の「ミニカー」として登録され、「普通自動車免許」で運転できます。

エクステリアは、丸目2灯のヘッドライトを備えたレトロな仕上がりで、かつての「オート三輪」を彷彿とさせる懐かしい雰囲気と、街中で目を引く存在感を兼ね備えています。
キャビン中央にはバーハンドル仕様の運転席を配置し、各メーター類はハンドル中央のディスプレイに見やすく集約されています。
リアには最大2人が乗車可能なベンチシートを備えており、ミニカー登録時にはラゲッジスペースとして活用できます。
そんなスリールオータはパワートレインもユニークで、用途に応じたカスタマイズが可能です。
バッテリーは「リン酸鉄リチウムイオン」「ナトリウムイオン」「寒冷地向けのセルフヒーターフィルム内蔵リン酸鉄リチウムイオン」の3種類を設定。
なかでもリン酸鉄リチウムイオンはS・M・Lの3サイズが用意されており、最大航続距離はSサイズで50km、Lサイズで180kmに達します。
いずれのタイプも家庭用コンセントから6~8時間でフル充電が可能です。
また、モーターはノーマル仕様と登坂能力の高いハイスペック仕様の2種類が用意されており、最高速度はすべて50km/hとなっています。
機能面での大きなトピックは、搭載バッテリーから外部の電気製品へ給電できるシステムを備えている点です。
Lサイズバッテリーであればスマートフォン約600台をフル充電できるほどの電力を供給でき、メーカーも「これだけの機能を持つ小型モビリティはスリールオータ以外にはない」と胸を張ります。
さらに車体上部にはソーラーパネルを搭載でき、太陽光で発電した電気を走行用のエネルギーとして蓄えられる(最大40km分)ほか、災害時には非常用電源として活用することも可能。
今回WVTAを取得できた背景には、こうした機能性に加え、搭載バッテリーをはじめとする「車体安全性の高さ」が評価されたことが大きな要因といえるでしょう。
このスリールオータの車両価格(消費税抜)は、スタンダードモデルの98万円からの設定。
欧州ではフィアット「トポリーノ」などコンパクトEVのニーズが高まっていますが、果たして日本発の多機能な小型三輪EVが現地でどのような評価を得るのか、今後のグローバル展開に注目が集まります。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。
































