日産「“新型”エクストレイル」に大注目! 独自の「4輪制御システム」&パワフルな「高性能ターボ」搭載! 精悍な“ブラック仕様”の「新パーツ」採用した「ミドルサイズSUV」とは
2026年9月3日、日産はミドルサイズSUV「エクストレイル」の一部改良を発表し、同日より販売を開始しました。最新法規への適合に加え、各グレードで装備やデザインの質感が向上しています。日産を代表するSUVは、果たしてどのような進化を遂げたのでしょうか。
四半世紀にわたって支持される看板SUVの進化とは
2026年9月3日、日産はミドルサイズSUV「エクストレイル」の一部改良を発表し、同日より販売を開始しました。
エクストレイルの初代モデルが登場したのは2000年のことです。日常の買い物からアウトドアまで幅広く活躍できるSUVとして瞬く間に人気を集め、日産の看板モデルへと成長しました。
2022年に登場した現行型の4代目では、ラインナップを大胆に見直しています。国内向けはガソリン車を廃止し、シリーズハイブリッド方式の「e-POWER」専用モデルとして展開。力強い走りと上質な乗り心地を兼ね備えたSUVへと生まれ変わりました。
ボディサイズは全長4690~4705mm×全幅1840mm×全高1720mmです。室内は標準的な2列5人乗りに加え、多人数での移動に便利な3列7人乗りも用意されており、家族構成や使い方に合わせて選べるのも魅力です。
パワートレインは、全車に1.5リッターの可変圧縮比ターボエンジン「VCターボ」を組み合わせた第2世代のe-POWERを採用しています。エンジンは発電を担い、走りはモーターが受け持つため、電動車らしい滑らかで力強い加速が味わえます。
駆動方式は前輪を駆動する2WDのほか、前後のモーターを緻密に制御する4WD「e-4ORCE」を選べます。雪道や悪路での安定感はもちろん、舗装路でも思い通りのラインをなめらかに描ける走りは、エクストレイルの大きな持ち味です。
さらに、Google搭載の「NissanConnectインフォテインメントシステム」をはじめとするコネクテッド技術や先進安全装備も備え、快適性と安心感を高めています。

今回の改良では、最新の法規へ適合させたことに加え、各グレードの外観の変化も目を引きます。上級グレードの「G」には、幾何学的な切削パターンを施した19インチアルミホイールが標準装備されました。力強いデザインによって、実寸以上に大きく見える効果も狙っています。
さらに、ルーフレールやドアミラーが黒色化され、引き締まった精悍な印象に仕上がりました。もともと堅牢さと上質感を兼ね備えたデザインのエクストレイルですが、細部の色使いを変えるだけで、ぐっと存在感を増しているように感じられます。
エントリーグレードの「X」でも、リアのサイドスポイラーと18インチアルミホイールが黒色化され、SUVらしいタフな雰囲気が強調されました。
くわえて、リモコンオートバックドアが標準装備となった点も見逃せません。両手がふさがっている状態でもバックドアを開閉でき、買い物の荷物やキャンプ道具を積み込む際に大いに役立ちます。見た目だけでなく、日々の使い勝手まで底上げされたことは、Xを選ぶ方にとってうれしい改良といえるでしょう。
スポーツモデルの「NISMO e-4ORCE」には、ユーザーから好評のNissanConnectインフォテインメントシステムが標準装備となり、利便性が高められました。
また、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)が手がけるカスタムカー、「AUTECH」「ROCK CREEK」「マルチベッド」にも、ベース車と同様に法規対応などの仕様変更を受け、同日から販売されています。「AUTECH e-4ORCE」にはNissanConnectインフォテインメントシステムが新たに標準装備されました。
車中泊仕様のマルチベッドには、従来のROCK CREEKベースに加え、「G e-4ORCE」をベースとしたグレードが新たに設定されました。上質な装備のGをベースに車中泊を楽しめるようになり、アウトドアユーザーにとって選択肢がさらに広がっています。
一部改良後のエクストレイルの車両価格(消費税込)は、「X(2WD)」の409万2000円から、「G e-4ORCE」の495万円までです。
NMCのカスタムカーは、「ROCK CREEK e-4ORCE(2列シート)」の475万7500円から、「NISMO Advanced Package e-4ORCE」の596万2000円までとなっています。
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今回の一部改良は、走りの根幹に大きく手を入れるものではありませんでしたが、デザインの質感や日常の使い勝手、カスタムカーの選択肢といった細部を丁寧に磨き上げたことで、エクストレイルの魅力は確実に厚みを増しました。街乗りからアウトドアまで、幅広いシーンで頼れる本格SUVとして、改めて注目したい一台です。
Writer: 赤羽馬
金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。

























