トヨタ「ヤリスクロス」級サイズの「“新型”コンパクトSUV」世界初公開! 全長4.2mのタフボディに1リッターターボד6速MT”! 138馬力仕様も登場予定のヒョンデ「バイヨン」仏国で披露
ヒョンデは2026年10月12日、フランスで開催された「パリ・モーターショー2026」において、新型「バイヨン」を世界初公開しました。SUVらしさを強めたデザインや充実した快適装備を採用する新モデルは、どのようなクルマなのでしょうか。
6速MTもある新型コンパクトSUV!
ヒョンデの欧州法人であるヒョンデ・モーター・ヨーロッパは2026年10月12日(現地時間)、フランスで開催された「パリ・モーターショー2026」において、新型「バイヨン(BAYON)」を世界初公開しました。
バイヨンは、ヒョンデが欧州で展開するBセグメントのコンパクトSUVです。
新型の特徴は、よりSUVらしさを強めた外観と、ヒョンデが上位クラス並みとする快適装備です。マット塗装を3色用意し、セグメントで唯一マットのボディカラーを選べるモデルとなったほか、2027年にはハイブリッドも加わります。
ボディサイズは全長4245mm×全幅1810mm×全高1565〜1570mm、ホイールベースは2600mmです。
身近な国産SUVでは、トヨタ「ヤリスクロス」に近いサイズです。ヤリスクロスは仕様によって全長4180〜4200mm×全幅1765mm×全高1590mmで、新型バイヨンは全長が45〜65mm長く、全幅が45mm広い一方、全高は20〜25mm低くなっています。いずれも全長4.2m級で、サイズ感はかなり近いといえます。
新型バイヨンの外観について、ヒョンデは直立したスタンスと高められた最低地上高によって、本格的なSUVらしさを表現したと説明します。
デザイン哲学「Art of Steel(アート・オブ・スチール)」をより角張った形で解釈し、くっきりとしたキャラクターライン、張り出したフェンダー、横いっぱいに伸びる水平基調のライト、無骨なスキッドプレートを組み合わせました。
ブラックのAピラーとDピラーが個性を際立たせ、ルーフラックによってスポーティなSUVらしいシルエットを強調。一方で、短いオーバーハングによって街中で求められる軽快さも保っています。
ボディカラーは発売時点で10色を用意。「ヴァイブラントブルーマット」「アイスブルーマット」「フィアースレッドマット」という3色のマット塗装を設定します。
18インチアルミホイールやブラックルーフも用意されます。
さらにスポーティな「N Line(エヌ ライン)」も設定。メッシュ状のディテールやバンパー下部の専用ウイングレット、N Line専用の18インチホイールを採用します。
リアにはツインエキゾーストを組み込んだディフューザーを備え、室内にはファブリックとスエード調テキスタイルを組み合わせた専用シートが備わります。

インテリアでは、仕様に応じて12.3インチのインフォテインメントディスプレイと12.3インチのデジタルメーターを、湾曲したパノラミックレイアウトで配置します。
対応するスマートフォンやスマートウォッチで解錠・始動できる「Hyundai Digital Key 2」も設定。ワイヤレス接続のApple CarPlay/Android Auto、ワイヤレス充電、8スピーカーの「Bose Premium Sound System」も用意されます。
快適装備も充実しています。前席にはシートヒーターとベンチレーションを用意。後席にはリクライニング機構とカップホルダー付きセンターアームレストが備わり、仕様によってシートヒーターや専用エアダクトも装備します。
さらに、開閉式パノラマサンルーフやデュアルゾーンのフルオートエアコンに加え、セグメントで唯一とするデュアルアンビエントライトも採用されました。
ヒョンデによると、ホイールベースの延長によって後席の足元空間はクラス最高となり、前後席の頭上や肩まわりの空間もクラストップとしています。荷室容量はガソリン車で440リットルとなる見込みで、床下収納も備えます。
発売当初のパワートレインには、最高出力90馬力と115馬力の2種類を用意する1リッター「T-GDI」ガソリンターボエンジンを設定。6速MTまたは7速DCTを組み合わせ、駆動方式はFF(前輪駆動)です。
さらに2027年には、ハイブリッド車が追加される予定です。
ハイブリッドは1.6リッター「GDI」エンジンとモーター、6速DCTを組み合わせ、システム最高出力は138馬力となる見込みです。
回生量は走行状況に応じて自動で調整されるほか、ステアリングのパドルによって好みの回生レベルを選ぶこともできます。ハイブリッド車の荷室容量は397リットルです。
運転支援システム「Hyundai SmartSense(ヒョンデ・スマートセンス)」では、高速道路での運転支援機能やサラウンドビューモニター、ブラインドスポットビューモニター、前方衝突回避支援などが用意されます。
欧州向けの新型バイヨンは、トルコ・イズミットにあるヒョンデの工場で2026年内に生産を開始する予定です。同工場ではハイブリッド車も生産されます。
なお、価格と発売時期については、今回の発表では明らかにされていません。
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新型バイヨンは、全長4.2mのコンパクトなボディに、よりタフなSUVデザインや上位クラス並みの快適装備を組み合わせたモデルです。
1リッターターボには6速MTも設定され、2027年には138馬力のハイブリッドも追加される予定です。欧州のコンパクトSUV市場でどのような評価を得るのか注目されます。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。


























