26年ぶり復活! 日産「新フェアレディZ Tバールーフ」が凄い! 「Z32以来」の“超・爽快モデル”! 「ネオレトロ」な90年代デザイン採用の「Z カゼ コンセプト」米国モデルに注目
日産の北米法人は日産「フェアレディZ」をベースとするコンセプトモデル「Z Kaze コンセプト」を発表しました。一体どのような特徴があるのでしょうか。
「Z32」以来の「Tバールーフ」採用!
日産自動車の現地法人である北米日産は2026年9月24日に、現行型「フェアレディZ」をベースとしたコンセプトモデル「日産 Z Kaze(風)コンセプト」を発表しました。
Z Kaze コンセプトは大小さまざまなカスタマイズが施されている車両となっていますが、なんといっても注目ポイントはルーフ部に「Tバールーフ」を備えているという点です。
Tバールーフとは過去のフェアレディZやトヨタ「MR2」、スズキ「X-90」などに採用されていた脱着式ルーフの形状です。
ルーフの中央部分を梁として残し、左右のルーフパネルを脱着式とすることで、ボディ剛性を大きく損なうことなくオープンエアモータリングの開放感を味わえるというもので、パネルを外したときに「T」の形状になっていることが特徴です。
北米での人気が高いフェアレディZでは、2代目(S130型)から4代目(Z32型)まで設定されていました。
4代目では進化したコンバーチブルモデルも設定され、6代目(Z34型)まではコンバーチブルがその役割を担っていたのですが、残念ながら7代目の現行型にはTバールーフもコンバーチブルも設定はなく、今回のコンセプトカーでZ32型以来の26年ぶりの復活となりました。

さらにこのKazeコンセプトでは、Tバールーフモデルが最後にラインナップされていた90年代のスポーツカー文化にインスパイアされたデザインをまとっており、ノスタルジーさを感じるオーバーフェンダーを含むボディキットを装着。
足元には往年の名ホイールである「NISMO LMGT2」をリバレルし、フロント10J、リア11Jにワイド化したものを装着しました。
そしてエクステリアのカラーはオープンエアモータリングを感じさせる鮮やかなブルー、インテリアのカラーは雲のようなホワイトレザーシートを採用し、各部にカーボンのトリムパーツが散りばめられています。
パワートレインにも手が加えられており、GReddy製のエアフィルターキット、エキゾーストシステム、前置きインタークーラーキットなどが装着されて出力が高められ、足回りにはNISMOのサスペンションキットが与えられています。
いっぽうで6速MTではなくAT車となっているのは、アメリカという地域柄とTバールーフ車というキャラクターが影響しているのかもしれません。
そんなZ Kazeコンセプトは、現時点ではあくまでコンセプトカーという位置づけとなっていますが、初披露の場が「Zカークラブアソシエーション」の主催する「ZCON」というイベントで、10月31日には「ジャパニーズクラシックカーショー」でも展示予定です。
これらの展示では、フェアレディZや日本車のファンの反応を確認したいという思惑が見え隠れしており、もしかすると何らかの動きがあるのかもしれません。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。






































































