ヤマハ「“新”ネオレトロネイキット」登場! めちゃカッコいい“90年代レーサー”カラー採用! 伝説の「YZF750」をオマージュした「XSR900」2027年モデルを欧州で発表
ヤマハ・ヨーロッパは2026年10月、スポーツヘリテージモデル「XSR900」の2027年モデルを発表しました。
往年のモデルにインスパイアされた新カラー
ヤマハ・ヨーロッパは2026年10月、スポーツヘリテージモデル「XSR900」の2027年モデルを発表しました。
今回の改良における最大の注目点は、新たなカラーリングの導入です。そのデザインは1990年代半ばに活躍した「YZF750」からインスパイアされており、ヤマハが培ってきた歴史的なレーシングカラーリングを現代的な解釈で表現したものとなっています。
新カラーリングの「ネオンホワイト」は、大胆なカラーパレットを通じて90年代ならではのカリスマ性と独自のキャラクターを体現しています。その背景にあるのは、1980年代のパフォーマンスとデザイン性の象徴として知られるデルタボックスシャシーの伝統です。
XSR900のデザイン全体は、ヤマハの伝説的なデルタボックスフレームを持つレースバイクへのオマージュを核として構成されています。カフェスタイルのハンプシートとレーサーにインスパイアされた燃料タンクとの間に設けられた隙間、ミニマリストなサイドパネル、そして隠されたテールライトといったディテールが、このモデルの個性をより鮮明に際立たせています。
素材と仕上がりの面でも高い水準が追求されています。ドリル加工されたフォークキャップ、鍛造アルミニウム製のフットコントロール、デュアルカラーとデュアルステッチが施されたシートが採用されており、プレミアムな質感を演出しています。クイックリリースファスナーや折りたたみ式のタンデムステップといったレーサーライクなディテールも備わっており、所有する満足感を一層高める仕様となっています。
パワーユニットには、ユーロ5+(欧州排出ガス規制)に準拠した排気量890cc直列3気筒エンジン(CP3)を搭載しています。このエンジンはリニアかつ高水準のトルクを発生させ、スリリングなハードライディングからリラックスした低回転域での走行まで幅広い場面に対応します。特別にチューニングされた吸排気音も、このモデルならではの魅力のひとつです。

フレームには最新バージョンのデルタボックスフレームを採用しています。壁面の厚さを変えることで「チューニングされた剛性」を実現しており、スポーティで正確なハンドリング特性を生み出しています。ロングスイングアームの採用により、落ち着いた安定感のある走行フィールも確保されています。
制動系にはブレンボ製ラジアルマスターシリンダーと298mmのデュアルフロントディスクが組み合わされており、高い制動力と繊細なコントロール性を両立しています。
サスペンションはフルアジャスタブルの倒立フロントフォークとリンク式リアサスペンションシステムで構成されています。ヤマハ独自の超軽量スピンフォージドホイールによってバネ下重量が最小限に抑えられ、応答性の高いハンドリングパフォーマンスを引き出しています。
電子制御装備も充実しています。クラッチ操作なしでシフトアップ/ダウンを行えるクイックシフトシステム(QSS)と、減速時のシャシーコントロール性を高めるアシスト&スリッパークラッチ(A&Sクラッチ)を標準装備しています。長距離走行時に重宝するクルーズコントロールも標準で搭載されており、ツーリング用途にも対応します。
計器類には5インチのフルカラー TFT ディスプレイを採用しており、4種類のディスプレイテーマから走行スタイルに合わせた表示を選ぶことができます。スマートフォン接続機能も標準装備されており、「MyRide」アプリを活用することで走行中もシームレスな連携が可能です。
灯火類は、丸型レトロ調ヘッドランプ内に分割式プロジェクターと半円形のポジションランプを内蔵したフルLED仕様で、スモーク調の隠しテールライトとコンパクトなLEDウインカーがパッケージを構成しています。
なお、2027年モデルではネオンホワイトのほか、継続色の「ミッドナイトブラック」も用意されています。
XSR900は、90年代のレーシングスピリットを色濃く纏いながら、現代の電子制御技術や高品質な素材を惜しみなく盛り込んだ一台に仕上がっています。
レトロな外観と最新の機能性を高い次元で融合させたこのモデルは、ヘリテージスタイルのバイクとしての完成度をさらに押し上げたといえるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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