新車約192万円から! ダイハツ斬新「“9人乗り”コンパクトバン」に注目! 「画期的なシートレイアウト」を採用! 「グランマックス ミニバス」インドネシア仕様が魅力的
トヨタ「シエンタ」やホンダ「フリード」など、扱いやすいサイズのミニバンが人気を集める日本。一方、インドネシアにはコンパクトな車体ながら最大9名が乗車できるダイハツ車が存在します。独特な座席レイアウトを採用する「グランマックス ミニバス」とは、どのようなクルマなのでしょうか。
“多人数乗車”を追求した驚きのパッケージ
日本の新車市場では、コンパクトなボディに広い室内を備えたクルマが根強い人気を集めています。
日本自動車販売協会連合会が2026年10月6日に公表した2026年4月~9月の乗用車ブランド通称名別順位(軽乗用車を除く)を見ると、トヨタ「シエンタ」は6万1471台で3位、ホンダ「フリード」は4万1396台で8位に入りました。
いずれも扱いやすいサイズと多人数乗車を両立するモデルで、日常的な使いやすさが支持されていることがうかがえます。
こうしたコンパクトミニバンの魅力は、街中で持て余しにくいことに加え、家族や仲間と一緒に移動できることです。日本では3列シートを備えながら大きすぎないクルマが身近な存在になっています。
そんななかダイハツは、同じように比較的コンパクトな車体で、最大9人乗車が可能なモデルを展開しています。一体どのようなクルマなのでしょうか。

そのクルマとは、ダイハツがインドネシアで展開している「グランマックス ミニバス」です。
グランマックスは、もともとインドネシアを中心とする市場でビジネス用途を意識して開発された商用バンです。
日本市場でも、ダイハツでは「グランマックス カーゴ」、トヨタでは名前を変えて「タウンエース」などとして展開されてきたため、その姿に見覚えがある人もいるでしょう。
なかでもグランマックス ミニバスで注目したいのが、その乗車人数です。コンパクトなボディでありながら、仕様によって最大9名が乗車可能。
大人数を一度に運べるよう、限られた室内空間を効率的に活用している点は、日本で一般的なコンパクトミニバンとはひと味違う特徴です。
ボディサイズは全長4045mm×全幅1665mm×全高1900-1930mm、ホイールベースは2650mmです。
日本の一般的なミニバンと比べてもコンパクトな部類ですが、高さのある四角いボディによって室内空間を効率よく確保しています。最低地上高も165-180mmとされています。
また、グランマックスシリーズにはミニバスのような乗用タイプだけでなく、荷物の輸送に適した「ブラインドバン」も設定されており、人を運ぶだけに特化した乗用ミニバンというより、仕事で求められる積載性や耐久性、扱いやすさを軸に発展してきたクルマといえます。
エクステリアもその性格をよく表しています。ボディは直線を基調としたシンプルな形状で、キャビンを前方に配置することで後方のスペースを広く確保。
ミニバスの1.3リッター仕様には13インチアルミホイール、1.5リッター仕様には14インチアルミホイールが設定されました。
インテリアについても、豪華さを前面に出すのではなく、日常やビジネスでの使いやすさを優先しています。
広いキャビンや乗り降りのしやすさを確保しつつ、最大9名の乗車にも対応するなど、「できるだけ多くの人や荷物を効率よく運ぶ」というモデルの目的が明確に表れています。
また、その座席レイアウトも独特です。前方には運転席と助手席を配置し、その後ろには前向きのシートを設置。
さらに後部では、乗員が向かい合うように左右に横向きのシートを配置しています。一般的な日本のミニバンでは、2列目、3列目とも進行方向を向いて座るレイアウトが主流ですが、グランマックス ミニバスでは限られたスペースを有効に使うことを重視した構成となっています。
パワートレインは1.3リッターと1.5リッターを用意。1.3リッターエンジンは最高出力88PS・最大トルク115Nm、一方、1.5リッターエンジンは最高出力97PS・最大トルク134Nmを発生します。1.5リッター仕様には電動パワーステアリングも採用されました。
価格はグランマックスシリーズ全体で1億8440万ルピア(約163万円/2026年10月中旬のレート、以下同)から2億3635万ルピア(約209万円)。ミニバスでは「1.3 D」が2億1675万ルピア(約192万円)、「1.3 D FF」が2億2355万ルピア(約198万円)、「1.5 D FF」が2億3635万ルピア(約209万円)とされています。
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シエンタやフリードのように快適性や乗用車としての完成度を磨いた日本のコンパクトミニバンとは方向性が異なりますが、小さな車体を徹底して有効活用するという点では共通する部分もあります。
市場が変われば、クルマに求められる役割も変わります。限られたサイズの中で人や荷物をできるだけ効率よく運ぶグランマックス ミニバスは、日本とは異なるクルマ選びの価値観を分かりやすく映し出す1台といえそうです。
Writer: ナナハチP
2歳でトミカに出会って以来のクルマ好き。現在はライター兼コンテンツクリエイターとして、自動車・グルメ・旅行などを中心に情報発信を行っている。特に愛車や憧れの一台について語り始めると、つい熱が入ってしまうタイプ。













