ホンダ新型「大ヒットクルーザー」発表! 待望の「Eクラッチ」&斬新“丸型”TFTメーター採用! 足つき抜群な「レブル500」2027年モデル欧州に登場

ホンダ・ヨーロッパは2026年10月6日、「CMX500 Rebel」(日本モデル名:レブル500)の2027年モデルを発表しました。

さらに進化した大ヒットモデル

 ホンダ・ヨーロッパは2026年10月6日、「CMX500 Rebel」(日本モデル名:レブル500)の2027年モデルを発表しました。

 最大の注目点は、このモデルへの初採用となる円形3.5インチ TFTスクリーンを中心とした「第2世代 HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)」の導入と、Honda E-Clutchテクノロジーの追加です。快適性と汎用性をさらに高めた新型は、多様なシーンで活躍することが期待されます。

 ホンダは、デジタル環境のなかで育ったZ世代にとって、オートバイはただの移動手段ではなく、ライフスタイルや個性を映し出すものでなければならないと考えています。

 CMX500 Rebel は、そうしたライダーの感性に寄り添うべく、伝統と革新を融合させながら設計されました。クラシックで時代を超えた外観に現代的なスタイルを重ね合わせたこのモデルは、2017年の市場投入と同時に人気を博し、2021年以降はヨーロッパの「カスタム」カテゴリーにおいて毎年ベストセラーの座を守り続けています。

 これまでの進化を振り返ると、2020年モデルではシートとサスペンションが見直され、ギアポジションインジケーターの採用と全灯火類のLED化が実施されました。改良されたエキゾーストシステムによってEURO5にも対応しています。

 さらに2021年モデルではCMX1100がラインナップに加わり、Rebelファミリーが広がると共に、2025年モデルでもマイナーアップデートが施されています。

 スタイリング面では、「シンプル」と「ロウ(素材感・未加工)」という2つのキーワードを基軸とし、ファットタイヤを履いた低く引き締まったボバーシルエットに、傾斜のついた11.2Lフューエルタンクとファットハンドルバーを組み合わせることで、ミニマリストデザインが追求されています。

ホンダ「CMX500 Rebel」2027年モデル
ホンダ「CMX500 Rebel」2027年モデル

 2027年モデルの大きなトピックのひとつが、従来の100mmネガティブLCDメーターに代わって採用された新しい3.5インチ円形TFTディスプレイで、グラフィックがより鮮明になっています。

 左側ハンドルバーに新設された6ボタンのコントロールシステムと組み合わせることで、直感的かつ素早い操作が実現しています。

 灯火類はすべてLEDで統一され、直径175mmの丸型ヘッドライトや極薄のオーバル型テールライトがロースタイルをより際立てています。タンデムパッドとリアフットペグは簡単に取り外せる設計で、ソロ仕様へのカスタマイズやアクセサリー装着も手軽に行えます。

 工場出荷時から専用装備が付いた「S」エディションも引き続き設定されており、ヘッドライトカウル、フロントフォークカバー&ブーツ、ブラウンのダイヤモンドステッチ風シート、そしてブロンズホイールがその内容で、よりカスタムライクな雰囲気を演出します。

 パワーユニットは、スポーティなCBR500R由来の471cc水冷8バルブ並列2気筒エンジンを搭載しています。クルーザー用途に合わせて フューエルインジェクションの燃料噴射マッピングやバルブ設定、点火タイミングが見直され、高回転重視から全回転域でスムーズかつリニアなトルク特性へとキャラクターが変わっています。

 最高出力は8500rpmで34kW(約46PS)、最大トルクは6000rpmで43.3Nmを発揮し、A2ライセンス(日本における普通自動二輪免許)にも対応します。内部ではローラーロッカーアームや、ピン表面にバナジウム処理を施したサイレントカムチェーン(SVチェーン)によってフリクションが低減されており、6速ギアボックスとアシスト/スリッパークラッチが街中でのスムーズなシフトチェンジを支えます。

 また、直径120mmのショットガンスタイルマフラーは、トルク特性にマッチした力強いパルス感を奏でます。

 2027年モデルにおけるもうひとつの大きな進化が、Honda E-Clutchの初搭載です。このシステムは、2024年モデルの「CB650R」および「CBR650R」で初搭載された先進技術で、クイックシフターよりも速くスムーズで安定したギアチェンジを可能にします。

 発進・停止・変速のいずれの場面においてもクラッチレバー操作が不要となり、シフトペダルを踏むだけでギアチェンジが完了します。ハーフクラッチ状態でシフトアップ/ダウンを滑らかにつなぐほか、エンジンの点火時期と燃料噴射も最適に制御されます。

 シフトペダルにかける力の感触は HARD、MEDIUM、SOFTの3段階から選択でき、従来通りクラッチレバーを使うことも引き続き可能です。Honda E-Clutchのプロジェクトリーダーである小野惇也氏は、「このシステムがライダーに新たな体験を提供し、ライディングをさらに楽しくエキサイティングなものにする」と語っています。

 シャシーについては、エンジンを3点で支える鋼管チューブラーフレームが低いタイルの基盤となっています。ホイールベースは1490mm、シート高は690mmと低く抑えられており、低速時でも扱いやすい特性が確保されています。

 さらに、ミッドマウントのフットペグと、的確な位置に配置されたハンドルバーが、自然で疲れにくいライディングポジションを実現しています。

 サスペンションはフロントにΦ41mmフォーク、リアに5段階プリロード調整式ツイン窒素ガス封入式ショックアブソーバーを採用。タイヤはダンロップ製で、フロントが130/90-16、リアが150/80-16サイズです。

 カラーバリエーションは、標準モデルが新色のマットフレスコブラウンとマットガンパウダーブラックメタリックの2色を設定。「S」エディションは新色のキャンディーロージーレッドとマットガンパウダーブラックメタリックが設定されます。

 また、実用性を高める「コンフォートパック」、積載能力を向上させる「トラベルパック」、スタイルを際立てる「スタイルパック」をはじめ、アジャスタブルブレーキハンドルレバーやハイスクリーンなど豊富な純正アクセサリーも用意されており、オーナーそれぞれの好みに合わせたカスタマイズが楽しめます。

 TFT ディスプレイとHonda E-Clutchという2つの新技術を手に入れた2027年モデルのCMX500 Rebelは、これまで以上に幅広いライダーへの訴求力を持つ仕上がりになっています。ベストセラーの座をさらに盤石なものにする可能性を秘めた一台と言えるでしょう。

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Writer: くるまのニュース編集部

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