ホンダ斬新「“ハイルーフ”軽トラ」に反響殺到!「荷室が“2階建て”ってスゴすぎ!」「N-VANのトラック版か!?」の声も! めちゃ使い勝手サイコーな「遊べる軽トラ」“ホビック”とは!
かつてホンダが披露した、趣味で活用する「軽トラック」のコンセプトカー「ホビック」。自由な発想で開発された同車は、一体どのようなモデルだったのでしょうか。
ホンダ斬新「“ハイルーフ”軽トラ」に反響殺到!
休日になるとキャンプ場や河川敷などで、アウトドア仕様にカスタムされた軽トラックを見かける機会が増えています。
本来は農業や配送などの業務用途に使われるプロの作業用車両を、趣味の相棒として愛用するスタイルは今や広く親しまれていますが、実は20年以上も前に自動車メーカー自らがこうした遊び心を前面に押し出した革新的なコンセプトカーを提示していました。
それが、ホンダが2004年に開催された「第38回 東京モーターショー」にて世界初披露した「ホビック」です。
車名は「ホビー(趣味)」と「トラック」の単語を掛け合わせて制作された造語であり、文字通り仕事道具としてではなく、大人が趣味を快適に楽しむための拠点として構想された軽トラックでした。
そのスタイルは、従来の軽トラックにあった「乗車スペースが窮屈で荷台が主役」という概念を打ち破るものでした。

乗車定員は2名に設定されていますが、室内空間が広大に設計されており、ゆったりとした大型シートを配備。
長距離移動時でも乗員が疲労しにくく、快適に目的地まで移動できるよう工夫が凝らされていました。
フロントデザインには透明感のあるグリルが据えられ、ヘッドライトと一体化した未来感のある造形が施されています。
そしてホビック最大の特色と言えるのが、自由な使い方が可能な荷台の構造です。
荷台部分は上下に分かれた「2層構造」を採用しており、上部には左右に大きく開閉するカーゴシェルを装備。
シェルの上に位置するフックを利用して自転車等を固定しつつ、下段スペースには濡らしたくないアウトドアギアを収納するといった効率的な積み分けが可能でした。
下段のサイド部には内部の荷物を確認できるサイドウインドウが配置され、見せる収納としてのデザイン性も兼ね備えていました。
さらに、助手席を足元へ沈み込ませるように折りたたむダイブダウン機構を備え、室内と荷台を隔てるパーティションボードを取り外すことで、車内から荷台までが一直線に繋がる巨大なフルフラット空間が出現する仕掛けとなっていました。
この機構により、サーフボードなど最長2.5メートルに達する長尺物であっても余裕を持って室内に積載できる驚異的な収納能力を実現していました。
そんなホビックに対し、SNSやインターネット上では当時の情報や画像をもとに、現在のレジャーブームと関連付けて注目する書き込みが寄せられており、「今まさにこういうクルマを探していた」「荷室が2階建てってスゴイ!」「斬新だけど使い勝手が良さそう」「ソロキャンプに持っていったらサイコーじゃん」といった、今なお市販化を望む熱烈な反響が投稿されています。
また、構造的な先見性についても意見が寄せられ、「助手席を倒して荷室と繋げるアイデアは、大ヒットしたN-VANの元祖だと思う」「ほんと!N-VANのトラック版みたいだよね」「ホンダのパッケージング技術の凄さは20年前から発揮されていた」などのコメントが見られます。
このホビックは残念ながら市販モデルとして発売されるには至らず、モーターショーを彩る参考出品車として歴史に刻まれることとなりました。
しかし、制限された軽自動車規格の寸法の中で人間の生活をいかに楽しく豊かにできるかという挑戦の志は、その後のホンダの製品開発へ脈々と受け継がれています。
アウトドアレジャーが一般化された現代だからこそ、その高い実用性と先進性が改めて高く評価される、魅力的な一台と言えるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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