“245万円”も安い! トヨタ新型「ランドクルーザー300“GX”」がスゴイ! 最安モデルでも悪路走破性は妥協ナシ! 強力ディーゼル&前後デフロック標準装備の「超本格4WD」! 装備も充実で「コスパ最強」なトヨタ「フラッグシップSUV」に大注目!
2026年9月の一部改良により、フラッグシップSUV「ランドクルーザー300」にハイブリッドモデルが新設定され、話題を集めました。しかし同時に見直された「GX」グレードにも、見逃せない魅力があります。その詳細について紹介します。
ベーシックな「GX」グレードに注目
2026年9月の一部改良により、フラッグシップSUV「ランドクルーザー300」にハイブリッドモデルが新設定され、話題を集めています。
しかし一方で、同時に見直された「GX」グレード(以下、ランドクルーザー300 GX)は、ランドクルーザー本来の素性をそのまま体現した仕様として見逃せない魅力があるといえます。
トヨタは2026年10月1日、一部改良を実施したあらたなランドクルーザー300シリーズの販売を開始しました。
2021年6月の現行型登場から約5年を経て初の大幅な刷新を迎えたランドクルーザー300は、今回ハイブリッドモデルを新設定し、「ZX」と「GR SPORT」の両グレードに用意しています。
搭載されるのは、3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンにモーターを組み合わせた新開発のパラレルハイブリッドシステムで、システム最高出力457馬力、システム最大トルク790Nmという強力なスペックを実現します。
モーターのアシストにより、オフロードでの高いコントロール性と、オンロードでの伸びやかな加速を両立し、WLTCモード燃費は9.4km/Lです。
あわせて電動パワーステアリングも採用され、オンロード・オフロードを問わず、操縦のしやすさと疲れにくいステアリングフィールが追求されました。

「どこへでも行き、生きて帰って来られる」
ランドクルーザーが長きにわたり継承してきたこの思想は、新しくなったランドクルーザー300にも脈々と息づいていますが、なかでもベーシックなランドクルーザー300 GXは、その本質をもっとも明快に体現するグレードです。
飾り気のない無骨でシンプルなエクステリアと、幅広くハードに使い倒せるタフな室内装備。必要最小限の装備だけを厳選し、オフロードでの実用性に特化したストイックな仕様に仕上げられています。
上級グレードのような煌びやかさはありませんが、地球上の過酷な環境で鍛え上げられてきた素性そのままの姿を味わえるのが、GXならではの魅力です。
価格を抑えたグレードとはいえ、走破性能で妥協しているわけではありません。
フロント・リアに電動デフロックを標準装備し、左右輪の一方が岩石路や砂地、ぬかるみでスタックした際にも、空転する反対側のタイヤへ駆動力を伝えて走破性を高めます。
マルチテレインセレクト(AUTO/DIRT/SAND/MUD/DEEP SNOW/ROCK)やクロールコントロール、アクティブトラクションコントロールといったオフロード支援システムも全車標準となっており、GXも例外ではありません。
ランドクルーザー300 GXのパワートレインは、3.3リッターV型6気筒ツインターボディーゼルエンジンに10速オートマチックを組み合わせ、WLTCモード燃費は9.8km/Lと、ディーゼルモデルの中でもっとも優れた数値を叩き出しています。
伝統のラダーフレームにTNGAの思想を取り入れた新プラットフォームや、ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンション、トレーリングリンク車軸式リアサスペンションなど、走行性能の骨格部分は上位グレードと共通です。
最大安定傾斜角44度、登坂能力45度という優れたオフロード性能も、もちろんGXにも受け継がれています。
外装には265/65R18タイヤ&18インチアルミホイール(シルバー塗装)、アルミサイドステップ、ブラックメッキ加飾のラジエーターグリル、オート電動格納式リモコンカラードドアミラーを採用。派手さは控えめながら、機能美を感じさせる仕立てとなっています。
内装はファブリックシート表皮を採用し、シートは運転席6ウェイ・助手席4ウェイのマニュアル調整式。上位グレードのパワーシートや本革シートとは異なりますが、日常的な使い勝手には十分な機能を備えています。
メーター周りは7.0インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイを採用し、Smart/Tough/Sportyの3つのテイストで表示を切り替えられます。
ディスプレイオーディオは8インチ(コネクティッドナビ対応)を標準装備し、トヨタスマートセンターの最新情報を活用した通信型ナビゲーションも利用可能です。
収納面では、上位グレードが脱着トレイ付の2段式センターコンソールボックスを採用するのに対し、GXは独自にシンプルな1段式の収納を備えるなど、実用重視の作り込みがなされています。
オフロードでの利便性を高める樹脂製フロアカーペットはメーカーオプションで用意されており、泥や汚れを気にせず使いたいユーザーにも配慮しました。
安全装備についても手は抜かれていません。
プリクラッシュセーフティやレーントレーシングアシスト、レーダークルーズコントロールなどを含む「Toyota Safety Sense」は全車標準装備で、ランドクルーザー300 GXも国が普及を啓発する「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」の基準を満たしています。夜間の視界確保をサポートするオートマチックハイビームも標準です。
なお、ランドクルーザー300 GXは5人乗り・ディーゼル専用グレードで、ボディサイズは全長4950mm(ヒッチメンバー装着時は+30mm)×全幅1980mm×全高1925mmとなっています。
ランドクルーザー300 GXの価格(消費税込)は630万800円です。
同じディーゼルモデルのZX(875万500円)と比較すると、実に245万円近く価格を抑えられる計算になり、シリーズの中では圧倒的に手が届きやすいグレードとなっています。
華美な装備よりも走破力やコストパフォーマンスを重視したい方、業務用途や本格的なオフロード走行を前提とするユーザーには、ランドクルーザー300 GXがもっとも理にかなった選択肢といえるでしょう。
もちろん、快適装備や上質な室内空間を重視するなら、パワーシートやJBLプレミアムサウンドシステムなどを備えるZXやGR SPORTが候補となります。
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ランドクルーザー300 GXは、華美な装備を削ぎ落としながらも、電動デフロックや充実の予防安全装備など、悪路走破と安心のための装備はしっかり確保した、実用本位のグレードです。
ランドクルーザー本来の魅力を全身から放つ、ピュアなオフローダーとして、多様な地域・用途で活躍してくれる一台といえます。
Writer: 赤羽馬
金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。


































