新型「“高級”四駆SUV」世界初公開! 「センチュリー」より小さい全長5mボディに超パワフルなパワトレ搭載! “小回り性能”もバツグンの新たなベントレー「トルカル」英国で登場

ベントレーモーターズは2026年9月23日、ブランド初の完全電気自動車となる新型「トルカル」をイギリスで世界初公開しました。圧倒的な性能を持つ高級SUVは、どのようなクルマなのでしょうか。

全長5mボディに888馬力!

 ベントレーモーターズは2026年9月23日(現地時間)、イギリス・ロンドンで新型「トルカル(Torcal)」を世界初公開しました。

 トルカルはベントレー初の電気自動車(EV)で、「コンチネンタルGT」「フライングスパー」「ベンテイガ」に続く、ブランド第4のモデルシリーズとして登場します。標準モデルの「トルカル」と、よりスポーティな「トルカル S」の2モデルが設定されます。

 デザイン、技術、クラフツマンシップ、素材、サステナビリティの各面で、今後のベントレーを示す新世代モデルと位置づけられています。

 エクステリアは、低重心で流麗なSUVフォルムを採用。ロングホイールベースと短いオーバーハング、堂々としたフロントフェイスによって、ベントレーが「アップライト・エレガンス」と呼ぶ力強いプロポーションを表現しています。

 ボディサイズは全長5008mm×全幅2025mm×全高1677mm、ホイールベース3023mmです。

 ここで、日本を代表する高級SUVのひとつ、トヨタ「センチュリー」と比べてみます。SUVタイプのセンチュリーは全長5205mm×全幅1990mm×全高1805mm。トルカルは全長が197mm短い一方、全幅は35mm広く、全高は128mm低くなっています。

 ホイールベースもセンチュリーの2950mmに対してトルカルは3023mmと73mm長く、全長5m級の堂々としたサイズながら、低くワイドなプロポーションが特徴です。

 ベントレー自身も、トルカルを同社の4ドアモデルのなかで最もコンパクトなモデルと説明しています。ラゲッジスペースはリアに460リットル、フロントにも90リットルを確保。最小回転半径は5.55mです。

 フロントフェイスでは、ベントレーの伝統を新たに解釈したイルミネーテッド・ダイヤモンドグリルを採用。リアにはコンセプトカー「EXP 15」で示された「プレスティージアス・シールド」と呼ばれるデザイン思想を取り入れています。

 インテリアも新設計です。ダッシュボードはベントレーを象徴する翼をモチーフとし、レザーやウール、ヴェニア、アルミニウムなどの素材を採用。センターコンソールやステアリングにはあえて物理スイッチを残し、操作時の触感にもこだわっています。

 シートには16ウェイ電動調整、シートヒーター、ベンチレーション、調整式サイドボルスター、新開発のリラクゼーション機能を標準装備。リアは3人掛けで、ベントレー初となる電動格納機構も採用されました。

 そしてトルカル最大の注目点が、ベントレー初となる完全電動パワートレインです。

 標準モデルは最高出力821馬力を発揮し、0-100km/h加速は3.4秒、最高速度は250km/hです。

 一方、高性能モデルのトルカル Sは、ローンチコントロール作動時に最高出力888馬力、最大トルク1350Nmを発揮。0-100km/h加速はわずか2.9秒で、最高速度は260km/hに達します。

 前後には永久磁石同期モーターを搭載。リア側には多板クラッチを用いたロッキングディファレンシャルも組み込まれています。

 バッテリーは192個のリチウムイオン・ポーチセルで構成され、公称電圧800V、ネット容量113kWh。WLTPモードで最大600kmの航続距離を確保します。

 欧州で400kWの急速充電設備を使用した場合、10%から80%までの充電時間は16分。約7分の充電で約160km分の航続距離を追加できるとしています。

 足回りでは、ベントレー初のフルアクティブサスペンションを採用。2バルブ式アダプティブダンパーと組み合わせ、路面状況やドライバーの操作に応じて各輪を個別制御します。

 さらに電子制御式オールホイールステアリングも標準装備し、後輪を最大5度操舵することで、大柄なボディながら高い取り回し性能を実現しています。

”888馬力”を発揮する新型「”高級”SUV」!
”888馬力”を発揮する新型「”高級”SUV」!

 完全電動モデルならではのサウンド演出も特徴です。ベントレー伝統の6 3/4リッターV8エンジンの鼓動から着想を得て、ドラムやヴィオラ、ベースギターなど実際の楽器を使って専用の駆動サウンドを制作しました。

 新型トルカルは、英国クルーで設計・開発・生産されるベントレーの新世代モデルです。

 価格や日本での正式な発売時期については、現時点で明らかにされていません。

 一方、ベントレーの日本向け公式サイトにはすでにトルカルが掲載され、今後、日本への正式導入にも期待が高まります。

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Writer: くるまのニュース編集部

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