トレッキングブームでHonda「フリード+」が注目される理由 車中泊も快適なマルチな1台 [PR]

山が色づくと、登山愛好者には冬のシーズンがスタートします。そんな登山愛好家たちにとって、愛車に求める性能のひとつが、車中泊での快適性。「荷室用ユーティリティボード」によって、車内を多様なレイアウトに変えられるHonda「フリード+」は、まさに理想的なクルマなのです。

登山愛好家たちにはまさに理想的なクルマ!?

 早朝から山に入るのがセオリーの登山ですが、陽が短くなる冬場は、さらに早い時間の出発となります。そのため行程の長い山では、登山口駐車場などで車中泊をして朝まで過ごし、日の出と共に出発するのがスタンダードとなります。

 車内で快適に寝られるということは、実はその後の山行の安全性を高めることになります。ぐっすり寝られなければ、体力を消耗して心身を疲弊させるからです。登山者にとっての愛車選びは、実はかなり大切なのです。

車中泊も快適に過ごせると登山愛好家からも人気のHonda「フリード+」(撮影:和田清志)

 選ぶ時のポイントは、快適に寝られることだけではありません。登山に行くには、現地まで長距離走らなければなりません。登山の頻度が高いユーザーにとっては、燃費は切実な問題です。燃料代が安ければ、それだけ山に行ける回数が増えるからです。

 ボディサイズと悪路走破性も、見逃せないポイントと言えるでしょう。登山口にアプローチするには、時として狭くて未舗装の林道を走っていかなければなりません。真冬には積雪もあるため、できれば4WDが欲しいところです。

 登山にピッタリな愛車を探す上で、僕(山崎友貴)が以前より注目していたのが、Honda「フリード+」。日本の道路にジャストサイズなボディ、高い室内ユーティリティとシートバリエーションで、2016年の登場以来、ファミリーやレジャー派に大人気のモデルです。

 兄弟車に「フリード」がありますが、「フリード+」との大きな違いは、シートレイアウトです。3列シート(6人乗りと7人乗り)のフリードに対して、フリード+は2列シート(5人乗り)を採用。車両の後部スペースは広い荷室として活用できる上に、標準装備の荷室用ユーティリティボードによって、ユニークな機能性を実現しているのです。それについては、後で詳しく説明します。

 さて、今回はこのフリード+に乗って、1泊2日の登山&ドライブに出かけてみました。今回乗ったのは、「フリード+ HYBRID G・Honda SENSING 4WD」。

Honda「フリード+ HYBRID G・Honda SENSING 4WD」のエクステリア(撮影:和田清志)
Honda「フリード+」の荷室は、荷室用ユーティリティボード下にも荷物を置けるので、車中泊時は快適なスペースを確保できる(撮影:和田清志)
Honda「フリード+ HYBRID G・Honda SENSING 4WD」は、荷室用ユーティリティボードによって、多彩なシートバリエーションを実現(撮影:和田清志)

 出発に際してザックなどの荷物を積み込んだ時、まず荷室の使いやすさに感心しました。フリード+はシートバリエーションによって、「ノーマルモード」「ロングラゲッジモード」「ビッグラゲッジモード」「ハーフラゲッジモード」「おやすみモード」の5タイプに可変。

 今回の山行の荷物だとノーマルモードで十分でしたが、冬の登山者は荷物が何かと多く、中にはバックカントリースキーやスノーシューなどの長尺物を積む人もいます。そんな時に、このシートバリーションは本当に重宝します。

 さらに荷室用ユーティリティボードによって、荷室を上下2段にできるのもポイントが高い部分。ボードの上にはザックや入浴用具などを置き、アンダーラゲッジスペースには登山靴やトレッキングポールなどを置くことで、汚れた物と汚したくないものを分けることが可能です。

 ボードは表裏で表面の素材が異なっており、樹脂面を表にして使えば、泥で汚れてもすぐに拭き取ることができます。車内の汚れを気を遣わずに使い倒せるのは、アウトドア派にはうれしいポイントです。

 さて、今回の目的地のである蓼科山・霧ヶ峰方面を目指して、都内から中央自動車道に入ります。このグレードには、アトキンソンサイクルの1.5リッターi-VTECエンジンと、高出力モーター内蔵の7速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせたSPORT HYBRID i-DCDが搭載されています。

Honda「フリード+HYBRID G・Honda SENSING 4WD」は、燃費にも優れJC08モードで25.2㎞/L(※試乗車の4WDモデルの燃費値)を達成(撮影:和田清志)

 ミニバンでハイブリッドというと、燃費重視のイメージが先行しますが、SPORT HYBRIDと謳うi-DCDだけあって、その走りはいかにもHondaらしく軽快そのもの。速いクルマの流れでも、ミニバンであることを忘れてしまうくらい伸びのある加速で走ってくれます。もちろん、燃費もJC08モードで25.2㎞/L(※試乗車の4WDモデルの燃費値)を達成しており、登山のために少しでもお小遣いを節約したい僕にはうれしい限りでした。

 衝突軽減ブレーキ〈CMBS〉など8種類の機能を備えた運転支援システム「Honda SENSING」もまた、ドライバーにはうれしいものでした。8つの機能はどれも安心・快適性を高めてくれる心強いものですが、中でもACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)は非常に便利。

 巡航速度や車間を任意で設定すると、前を走る車をミリ波レーダーと単眼カメラで認識し、クルマが自動的に加減速を行ってくれるのです。登山帰りはかなり疲れていますから、瞬間的に集中力が落ちることも。そんな時でも、Honda SENSINGがあれば安心です。

 高速道路を2時間ほど走った後、紅葉に染まるワインディングを軽快にドライブ。ちょっとしたダートも、ハイブリッド4WDなのでラクラクこなしてくれます。もう冬の訪れを感じる蓼科山ピークを堪能した後、登山口駐車場に下山。今日はここで車中泊です。

下まで大きく開く「フリード+」のリアハッチは大人なら腰を掛けることも楽々(撮影:和田清志)
毎年数々の山を登山する筆者の山崎友貴氏(撮影:和田清志)
180cmの筆者が足を伸ばしても十分な広さが確保されている「フリード+」(撮影:和田清志)

 シートを「おやすみモード」にしたら、車中泊の準備は完了。微少な段差はありますが、エアマットなどを使用すればフラットなスペースに。身長180㎝の僕でも、手足を伸ばして寝られる空間は、キャンピングカーにも負けない快適さです。

 インパネアッパーボックスやインパネトレイ、ドリンクホルダー、そして車両後部の収納ポケットなど、収納スペースが多いのも、車中泊には嬉しいポイント。スマホやメガネ、ウォレットなどの身の回りの物を、スマートに置いておくことができました。登山に使うアイテムをポケットなどに収納しておけば、現地に着いてから忘れ物に気づいた…なんてことも防げるでしょう。

ワインディングでも快適にドライブを楽しめるコンパクトミニバンのHonda「フリード+」(撮影:和田清志)

 蓼科山登山口で一晩を過ごした後、翌日は美しい稜線が続く霧ヶ峰に移動。トレッキングの前に、気持ちのいいワインディングドライブを楽しむことができました。目的地までの移動時間が楽しく、快適車中泊もサポートしてくれる「フリード+」。アウトドアレジャーはもちろんのこと、普段使いでも間違いなく活躍してくれるマルチユースな1台でした。

●Honda「フリード」公式サイト
https://www.honda.co.jp/FREED/

【了】

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