さまざまなクルマが登場する人気漫画「頭文字D」の連載開始30周年を記念したイベント「頭文字D 30th Anniversary 2days」が2025年9月13、14日、静岡県小山町の富士スピードウェイで開かれました。多くのチューニングショップやパーツメーカーが出展していましたが、その中から自動車用ホイールメーカーとして知られる「RAYS（レイズ）」のブースを紹介します。

　カスタムの第一歩は足元から。ホイール交換をすると一気に愛車がかっこよく見えるもので、ホイールといえば「RAYS」は外せません。

　ブースの担当者にオススメを伺うと、まずは「CE28N-plus SL」とのこと。現代のホイール設計はパソコン上でシミュレーションすることである程度の最適解は導き出せますが、プロドライバーの評価も重要な部分です。

　数値上は良くても実際車に装着して走らせてみると意外としっくりこないこともあります。そんな設計上の数値とプロドライバーの評価を合わせて検証し、最適な重量や剛性を導き出したのがこの「CE28N-plus SL」だといいます。

　ベースとなる「CE28N-plus」より、1本あたり約400g軽量化し、4本装着した時には約1.6kgの軽量化を実現しているのがすごいところです。

　たださえ軽量化している「CE28N-plus」からさらに軽くして、なおかつ剛性を保つという、相反することを高い次元で両立しているのが「CE28N-plus SL」です。

　純正サイズ相当からローダウン対応でツライチでかっこよく見せるサイズ。さらにサーキットを攻めるのに最適なサイズまで幅広くラインナップしています。カラーはプレスドグラファイト1色のみの展開です。

　次にオススメなのが「TE37V-PRO」です。「頭文字D 30th Anniversary 2days」には多くのAE86オーナーも参加しており、AE86にはこちらの「TE37V-PRO」がオススメとのこと。軽量＆高剛性でAE86の15インチタイヤにも対応するサイズも多く展開し、深リムタイプもあってAE86のスタイルに似合うそうです。

　ベースとなる「TE37V」よりも9%強度・剛性アップするとともに、徹底した軽量化を実現しているのが「PRO」の証しです。

　専用デカールを用意していて、右前（FR）、左後ろ（RL）など4本の装着位置を示すものや、SET-1、SET-2などのセット数を表示するステッカーが付属してくるところはサーキットユースの人たちにとってうれしいポイントです。

　ガムテープやマーカーで番号を書くのも良いですが、専用ステッカーがあるだけでスタイリッシュに仕上がります。旧車系から現代のスポーツカーまでマッチする幅の広いホイールです。