4モデルが展開される予定トヨタの新型「クラウン」シリーズは、残すところ新型「クラウン エステート」の登場を待つのみとなり、2024年央以降の発売がアナウンスされています。

　もうまもなくの登場に、ユーザーからは絶えずさまざまな反響が寄せられています。

　クラウンは1955年に初代モデルが登場。その後、67年にわたる年月を経て進化を遂げ、2022年7月15日に16代目が登場しました。

　新型クラウンシリーズは、2022年9月に先駆けて発売された「クロスオーバー」のほか「スポーツ」「セダン」「エステート」の4モデルへと展開され、従来とは大きく異なる全く新しいスタイルへと生まれ変わりました。

　なかでもクラウン エステートは、1999年登場の11代目クラウンにラインナップされていたステーションワゴンで、2007年まで生産が続けられたモデルと同じ名称を名乗ります。今回、およそ17年ぶりに車名が復活することとなりました。

　新型クラウンエステートは、先代の背の低いワゴンボディとは少し異なり、ラージSUVとして投入されます。

　ボディサイズ（開発目標値）は全長4930mm×全幅1880mm×全高1620mm、ホイールベースは2850mmとされ、日本国内で販売されるSUVでは大柄な部類に入りそうです。

　トヨタは新型クラウンエステートについて、「ワゴンとSUVが融合したモデルであり、両方の良い点が掛け合わされている」と説明します。

　パワートレインは、HEV（ハイブリッド）とPHEV（プラグインハイブリッド）の2タイプで、駆動方式はどちらも4WDです。

　日本国内仕様のエンジン排気量は未詳ですが、先行発表されている北米仕様車「クラウン シグニア」は2.5リッターエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車であることが明らかになっており、このユニットが日本仕様車に搭載される可能性もありそうです。

　公式HPでは「2024年央以降発売予定」（当初は2023年度内）と記載されているものの、詳細については明らかとなっていませんが、16代目クラウンシリーズの最後のモデルの登場というだけに、ユーザーからはさまざまな反響が集まっています。

「エステートめっちゃかっこいい！」「4つの中で一番好きかも」「欲しいなあ」と称賛する声、購入を望む声が見られます。

　また「セダンより売れるのでは？」「人気出そう」と今から予想する声も。

　一方で「デカすぎない？」「サイズが大きすぎる…」などサイズ感に触れる声、「これはエステートじゃなくただのデカいSUV」「ただのSUVでしょ」と従来のエステートと比較した意見を述べる声も。

　なかには「個人的にはSUV要素は無くして完全なエステートにして欲しかったな」との声もあるなど、ユーザーによって大きく意見が分かれていました。

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　シリーズの“トリ”とも言えるエステートの登場を待ちわびるユーザーが多いことが、集まるコメントの多さからもうかがえます。

　新型クラウン エステートの、まもなくの登場に期待が高まります。