2023年10月24日、日産が海外で展開する高級ブランド「インフィニティ」は、日本・東京で4つの新しいモデルを発売する計画を発表。新型「Vision Qe コンセプト」を初公開するほか、新型クロスオーバークーペ「QX65」の存在などを明らかにしました。

　このなかには、次世代フルサイズフラッグシップSUV「QX80」も含まれています。どのようなモデルなのでしょうか。

　QX80は、インフィニティの最上級となるフラッグシップSUV。2010年に登場したモデルで、現在販売されるのは2度目のマイナーチェンジを受け、2018年に登場した後期モデルです。

　ボディサイズは、全長5340mm×全幅2030mm×全高1925mmと、現在のインフィニティのラインナップの中で最大です。

　エクステリアは、大型SUVならではのボディサイズを生かした、豪華で大胆な迫力あるデザイン。インテリアもレザー素材やキルティングが多用され、最上級SUVらしい高級感の高い仕上がりです。

　パワートレインは、最高出力400馬力・最大トルク560Nmを発揮する5.6リッターV型8気筒エンジンを搭載。これに組み合わせるトランスミッションは、7速ATで、後輪駆動もしくは全輪駆動（4WD）が選択可能です。

　今回、そんなQX80の次期モデルの存在が明らかにされ、エクステリアデザインが初公開されました。

　そのデザインは、2023年8月17日にも、米国カリフォルニア州で開催されたペブルビーチ コンクール デレガンスで世界初公開された新型コンセプトカー「QX Monograph（モノグラフ）」を踏襲したもので、自信に満ちたアスレチックなスタンスと、壮大でありながら優雅なプロポーションが特徴的です。

　量産モデルとなる新型QX80は、QX Monographと同じく力強いプロファイルと、刺激的なディテールが注入されたミニマルな外観を継承。

　インテリアは、豪華な素材と最先端のテクノロジーが組み合わされ、3列すべてに並外れた快適さと利便性が提供されるといいます。

　新型QX80の登場は2024年とされており、続報に注目です。