繊細さと大人の格好良さを表現した「モデリスタ」パーツがデビュー

　2023年10月6日、トヨタ自動車グループのトヨタカスタマイジング＆ディベロップメント（TCD）は、同社が展開する「MODELLISTA（モデリスタ）」ブランドのカスタマイズラインナップに、同日発表された新型「クラウンスポーツ」向けパーツを初公開しました。

　クラウンは、2022年7月のフルモデルチェンジで16代目となるトヨタを代表する高級車ブランドです。

　多様化するユーザーの価値観にあわせ、従来にない4つのラインナップを展開するとし、2022年9月にはまず、セダンとSUVのクロスオーバータイプ「クラウンクロスオーバー」が先行発売されています。

　そして10月6日、第2弾として新型「クラウンスポーツ」が発表されました。

　新たなスタイルのスポーツSUVとして、感性に響く「美しいデザイン」と「楽しい走り」を追求したといいます。

　発売については、2.5リッターハイブリッド車は11月頃、2.5リッタープラグインハイブリッド車は12月頃をそれぞれ予定します。

　そんな新型クラウンスポーツ専用にデザインされたモデリスタのカスタマイズラインナップが、同日に初公開されました。

　コンセプトは「Emotional Thoroughbred（エモーショナルサラブレッド）」。

　TCDは、繊細ながらエッジの効いたデザインとし、大人の格好良さを表現したといいます。

　モデリスタブランドでトータルコーディネイトできるよう、エアロパーツセットや21インチアルミホイールなど、様々なアイテムを用意しています。

　その中心となる「モデリスタ エアロパーツセット」は、同ブランド初の試みとして「カッパー（銅色）」を取り入れたのが特徴です。

　カッパーは、ファッションや装飾品でトレンドカラーとされている色です。

　個性的でありながら決して派手な印象は与えず、かつ高級感も演出するスタイルを目指したとTCDでは説明します。

　モデリスタ エアロパーツセットは「フロントスポイラー」「サイドスカート」「リアスパッツ」で構成されます。

　フロントスポイラーは、バンパー下部に装着するタイプで、フローティングさせたウィング形状でワイド感を演出。中央部のみ、ブロンズの金属感を表現したマットカッパー加工を施し、気品ある存在感を際立たせます。

　サイドスカートは、フロントからリアへシャープなラインが駆け上がる形状で、シンプルかつ伸びやかな印象。

　リアスパッツにもマットカッパー加工を下部に加え、スポーティながら品格ある佇まいを表現しました。

　モデリスタ エアロパーツセットの価格（消費税込み／工賃別）は、塗装済み（プレシャスホワイトパール、ブラックのみ）のセットで25万8500円。単品販売はありません。

　このほか、ブラックマイカとポリッシュ加工を施した21インチアルミホイールセット「MODELLISTA WingDancer X XI」（28万6000円／1台分）や、メッキパーツを追加した「ミラーガーニッシュ」（1万7600円／工賃別）などが用意されます。

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　トヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」では、モデリスタのカスタマイズパーツをパッケージ化し装着した新型クラウンシリーズを扱います。

　自動車保険（任意保険）や自動車税、メンテナンス費などを含めた月額利用料を払い、中途解約も可能な「サブスク」の仕組みを用いて、手軽にドレスアップを楽しむことが可能です。