全長5m超え“高級SUV”「QX60」に新モデル登場

　日産が海外で展開する高級ブランド「インフィニティ」が2023年9月7日、米国で「QX60」の新たな2024年モデルを発表・発売しました。SNSではどのような反響があったのでしょうか。

　QX60は全長5mを超える大型の3列シートSUVです。2011年に「JX」としてデビュー。2013年にQX60と名前を変え、2021年に現行の2代目が登場しました。

　ボディサイズは全長5034mm×全幅2184mm×全高1770mm、ホイールベース2901mmで、日本で販売されているクルマで言えばトヨタ「ランドクルーザー」よりやや大きいサイズ感です。乗車定員は最大7人（一部6人）。

　エクステリアは、大柄なボディながら流麗で引き締まった印象。他のQXシリーズと同様、都会的な高級感の高い仕上がりです。

　インテリアは、インフィニティらしい上質なデザインでまとめられており、3列シートまでスペースがしっかり確保されています。

　パワートレインは、最高出力295馬力・最大トルク270lb-ftを発揮する3.5リッターV型6気筒エンジンと9速ATの組み合わせ。燃費は最大26mpg（11km／L）を実現しています。

　今回発表されたQX60の2024年モデルは、「PURE」「LUXE」「SENSORY」「AUTOGRAPH」の4グレードを設定し、全グレードに統合メンテナンスプログラム「INFINITI Premium Care」が追加されています。

　価格は、ベースグレードのPUREが4万9650ドル（約730万円）、最上級グレードのAUTOGRAPH（AWD）が6万6100ドル（約972万円）です。

　この最新QX60に対し、SNSでは「コスパ良く見える」「V6エンジンがうらやましい」など肯定的な反響が多く見られました。

　また、「このデザイン間違いなく日本でも売れるのに……」「日本でも売れば良いのにね」「なぜ日本で販売してくれんのよ」といった、日本国内での販売を望む声も多数。

　さらに「日産は良いモデルがいっぱいあるのに、日本に導入するモデルが少なすぎるんじゃないでしょうか」「日産も日本でこのような魅力的な車を出せばもっと売れると思う」など、日本でのラインナップを増やしてほしいとする意見も複数寄せられていました。