2023年8月25日、マツダのタイ法人は、改良モデルとなる新型「CX-3」を発表しました。

　CX-3は、「デミオ（現：マツダ2）」のプラットフォームをベースとしたSUVとして2015年2月に登場したコンパクトなSUV。SKYACTIV技術と魂動デザインを全面的に採用した新世代商品の第5弾で、上質かつスタイリッシュなデザイン、どのようなシーンでも使いやすさを追求したサイズとパッケージングが特徴的です。

　今回タイで発表された新型「CX-3」のボディサイズは、全長4275mm×全幅1765mm×全高1535mm。

　エクステリアは、ブラックグリルなど、ブラック塗装を施したパーツを採用し、引き締まった印象とするほか、新たなデザインのホイールを装備しています。

　また、ボディーカラーには、新色エアログレーを含む全7色を設定しています。

　インテリアは、新たなデザインのシートを採用し上質感を高めるほか、7インチのカラータッチスクリーンセンターディスプレイやワイヤレス充電器を装備、利便性を高めています。

　パワートレインは、現在日本では設定のない最高出力156馬力・最大トルク204Nmを発揮する直列4気筒ガソリンエンジンを搭載。これに組み合わせるトランスミッションは6速ATです。

　先進安全装備は、アドバンスオートストップアシスト（アドバンストSCBS）、前方衝突警報および自動ブレーキアシスト（SBS）、車線逸脱警報（LDWS）、オートマチックハイビーム（HBC）など様々な装備が追加されています。

　価格は、77万タイ・バーツ（約319万円から）です。

　マツダのタイ法人で上級副社長を務めるティー・ペルムポンファン氏は、新型CX-3の発売にあたり以下のようにコメントしています。

「CX-3は、『終わりのない新たな挑戦』をコンセプトにしているクロスオーバーSUVです。

　ターゲット層は、若い世代。プレミアムでスポーティなデザインと、日常使いをより快適にするテクノロジーを併せ持ちます。新型CX-3は、それまでのモデルよりも価格を抑えた、新しいクロスオーバーSUVとして発売されます。これは、市場でも競争力を持つはずです」

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　国外で改良モデルが発表されたCX-3ですが、日本国内で同様の改良が行われるかについては、様々な憶測があるものの、現在のところ言及されていません。