2023年7月26日、トヨタは新型「ランドクルーザー」のティザー画像を公開しました。
　
　この新型ランドクルーザーは8月2日に正式発表される予定となっており、日本国内における次期型「ランドクルーザープラド（250系）」となるモデルと推察され、SNSではランドクルーザーファンやクルマ好きを中心として様々なコメントが寄せられています。

　ランドクルーザープラドは、トヨタの伝統的な本格SUVブランド「ランドクルーザー」シリーズの一つ。

　初代ランドクルーザープラドは、ランドクルーザー（70系）の5ドア車ワゴンモデル（ロングホイールベース仕様）用のサブネームとして1990年に誕生しました。

　現行モデルは2009年に登場した4代目。2017年にはデザインを一新したほか、先進運転支援システムが搭載されるなど改良が重ねられていましたが、登場から14年目を迎えることもあり、そう遠くない将来にフルモデルチェンジを迎えるのではないかとSNSやメディアなどでも囁かれていました。

　そんななか、今回トヨタは新型ランドクルーザーと明言した新型車を8月2日に公開するとして、その新型車のティザー画像とティザーサイトを公開しました。

　公開されたティザー画像を見ると、ヘッドライトやテールランプ、前後のフェンダーとDピラー周りが映し出され、全体像は把握できないもののディテールの詳細を確認することができます。

トヨタの欧州法人も同時に、この新型ランドクルーザーの発表予告をしており、ティザー画像を公開しています。

欧州では、日本で言う“ランドクルーザープラド”が“ランドクルーザー”として販売されており、正式公開のタイミングを考えても、2021年8月2日に登場したばかりの現行ランドクルーザー（300系）の次期型とは考えにくく、「次期型ランドクルーザープラド」と見るほうが自然です。

　今回公開されたティザー画像について、SNSなどでは様々なコメントが寄せられており、「断片的にしか把握できないけどデザインは良さそう」「スクエアなボディへの回帰は大歓迎！」「昔のランドクルーザー60系みたいでいいね」「早く全体のデザインが見たい！」など、新型モデルのデザインを好意的に受け止めたコメントが多くを占めていました。

　その一方で、「ちょっとガンダムっぽい予感…」「ランクルというかFJクルーザーのように見える」「新型のデザインは好き嫌いが出そう」といった声も少なからず見られます。

　また、「どんなエンジンが搭載されるか楽しみ」「小排気量ターボエンジンだと自動車税が安くなって良いなぁ」と、エンジンの種類や排気量を予想するコメントや、「やっぱり値段は上がるのかな？」「現行モデルから100万円アップは覚悟してる…」などの、昨今の新型車でみられる車両価格上昇に言及する意見も投稿されています。

　そのほか、「注文してから何年待ちになるんだろう」「出た瞬間に受注停止もありえる？」「また転売対象になるんじゃないかな？」といった、納車期間の長納化を危惧する声も印象的でした。

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　日本のみならず世界中の多くのクルマ好きが関心を寄せる新型ランドクルーザー。

　2023年8月2日に一体どのようなかたちで正式発表されるのか、期待が高まっています。