防弾仕様のレクサス最上級SUV「アーマード レクサス LX600」

　防弾車両の開発や製造しているAlpine Armoringは、レクサスの最上級SUV「LX」を装甲車化した「アーマード レクサス LX600」を扱っています。

　どのようなクルマなのでしょうか。

　LXは、レクサス最上級のSUV。現行モデルは、2022年1月に登場した4代目「LX600」です。ボディサイズは、全長5100mm×全幅1990mm×全高1885mmとレクサスのSUVのなかで最大です。

　パワートレインには、最高出力415馬力を発揮する3.5リッターV型6気筒ツインターボガソリンエンジンを搭載。これに10速ATが組み合わされます。

　そんな新型LXに防弾性能を付与したアーマード レクサス LX600を作成したのは、米国・バージニア州に本拠を置くAlpine Armoring。これまでにも、メルセデス・ベンツやキャデラックといったラグジュアリーカーから、フォード「F-350」のようなピックアップトラックまで、さまざまな車両を防弾仕様に改装、販売してきました。

　アーマード レクサス LX600では、窓などは全て防弾ガラスに変更。燃料タンクの周辺や、ルーフ、フロアなどに装甲が追加されており、その乗員保護レベルは、ライフル弾やグレネードなどの爆発物に対する耐性を持つ、CEN 1063 B6レベルを超えるようです。

　さらに重くなった各パーツの重量を支えられるよう、ドアのヒンジなど細かい部分も補強されています。もちろん室内は、通常のレクサス「LX」のまま、豪華な内装になっています。

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　アーマード レクサス LX600の価格は、公開されていませんが、公式サイトから見積もりを要求することが可能。参考までに、日本でのレクサス「LX600」の価格は、1250万円（消費税込み）からなので、それ以上の高額仕様になるのは間違いありません。