マツダの3列シートクロスオーバーSUV「CX-8」が大幅商品改良をおこない、2022年11月2日から予約を開始しました。

　今回の商品改良では、最新の魂動デザインを取り入れたスタイリングに進化。

　2021年12月に商品改良をおこなった「CX-5」と同じく、フロントはシャープでモダンなブロックメッシュパターンのフロントグリルや新形状のヘッドランプを採用し、上級SUVに相応しい力強さと上質さを表現しました。

　リアはバンパーとランプのコーナーを広げてワイドで安定感のあるスタンスとしたほか、最新のランプシグネチャーを装着。左右をつなぐソリッドなメッキシグネチャーとともに、印象的なデザインを実現しています。

　さらにボディカラーは、新型「CX-60」から採用した匠塗（TAKUMINURI）の第3弾である「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」を追加しました。

　CX-8に搭載されるパワーユニットは、2.5リッターガソリン、2.5リッターターボ、2.2リッターディーゼルの3種類。駆動方式は2WD（FF）と4WDが用意され、グレードにより、乗車人数は6人乗りと7人乗りが選択できます。

　ユーザの選択肢を広げるため、グレード体系が変更されます。

「家族とさまざまな場所に行きたい」という要望に応える特別仕様車として「グランドジャーニー」が新設定。4WDのみの設定とし、オンロードからオフロードまで、レジャーやアウトドアを楽しめるモデルが登場しました。

　外観はシルバー塗装のフロントおよびリアバンパーセンターガーニッシュや、ガンメタリック塗装のフロントグリル、グロスブラックのドアミラー、ブラックメタリック塗装の19インチアルミホイール、ルーフレール、ブライトのサイドガーニッシュなどの装備が特徴で、堅牢で頼もしいデザインを採用。

　インテリアはグレージュの明るい色使いが用いられた合成皮革とファブリックのコンビシートやドアトリム、ハニカムグレージュとサテンクロームメッキのインパネ加飾により、乗員を包みこむような印象の車内としました。

　また、新グレード「スポーツアピアランス」も追加。フロントグリルやシグネチャーウイング、バンパー下部、クラッディング、ボディロアガーニッシュ、ドアミラーなどをブラックで統一したほか、ブラックメタリック塗装の19インチホイールや大径マフラーカッターを装着することで大人のスポーティさと上質さを表現しています。

　インテリアはレッドまたはブラックのスムースレザーシートに、上品なライトグレーのステッチが施されるとともに、ハニカムシルバー／サテンクロームメッキのインパネ加飾が目を引きます。

　これらに加えて、「エクスクルーシブモード」も内外装が進化しました。

　外観は前後バンパーロアやホイールアーチ、クラッディング／ボディロアガーニッシュをボディ同色で統一。内装はピュアホワイトまたはブラックのナッパレザーシートにキルティング模様を施し、金属感を表現したヘアラインシルバーのインパネ加飾を採用するなど、最上級グレードに相応しく、特別感のある美しいスタイリングを実現しています。

　さらに、ダイナミクス性能も進化しており、「マツダ3」から採用している車両構造技術「スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー」の考えを取り入れ、長時間運転しても疲れにくい運動性能を目指し、すべての乗車位置で揺れを軽減して快適性を向上。

　スイッチひとつで「NORMAL」「SPORT」といった走行モードが選べる「マツダ インテリジェント ドライブ セレクト」（Mi-DRIVE）を新たに採用し、どのような走行シーンでもマツダらしい「人馬一体感」のドライビング体験が可能となりました。

　なお、グランドジャーニーのMi-DRIVEは「OFF-ROAD」を追加した3モードが選択可能です。

　ほかにも3列目シート乗車時に後方からの追突に対する衝突安全性能の確保に加え、「アダプティブ LEDヘッドライト」の進化や、クルージング＆トラフィックサポート（CTS）を採用し、すべての乗員が安心・安全で快適に移動できるクルマを目指しました。

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　CX-8の大幅改良モデルの価格（消費税込）は299万4200円から505万8900円です。

　発売は同年12月下旬を予定しています。