2022年9月11日にスイスのカスタムショップ「ブラック・シープ・イノベーションズ」は、トヨタ「タンドラ」のテールゲートに隠し収納スペースを増設する「テールゲートコンバージョンキット」について投稿しました。

　このカスタムショップは、クルマのさまざまな場所に隠し収納を増設するようですが、どのようなものなのでしょうか。

　ブラック・シープ・イノベーションズは、スイス・シュヴィーツ州に本拠を置くカスタムショップ。主にピックアップトラックなどのオフロード車を改造しています。

　そんなブラック・シープ・イノベーションズは、自社製品として、ルーフラックやルーフライト、車内天井に設置する無線キットなど、本格的なオフロードを走行するための製品群を持ちますが、その中にピックアップトラックのテールゲートに収納を増設する「テールゲートコンバージョンキット」とリアライトを引き出し化する「テールライトコンパートメント」が存在します。

　テールゲートコンバージョンキットは、テールゲートの厚みを利用し、その中に収納が可能なように、テールゲート自体が開くようにするキット。トヨタ「タンドラ」用などが存在するようです。

　テールライトコンパートメントはリアフェンダーの空白を利用し、その空間を収納化。テールライトを取手として収納庫を引き出しとするキットです。トヨタ「ハイラックス」用などの用意があるようです。

　テールランプ自体はノーマルの状態に見え、ここから引き出しが出てくるとは夢にも思えないほど違和感がないのが見事なところです。

　ブラック・シープ・イノベーションズが公開している、これらの商品を紹介する動画では、飲み物などを収納するほか、狩猟用の「ライフル銃」を収納するスペースとして活用しています。

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　ブラック・シープ・イノベーションズの「隠し収納」は「ロマンあふれる装備」「スパイの装備か!?」などと、日本のSNS上でも話題となっています。

　ハイラックスなどは、日本でも販売されている車種ですので、いつの日かこの装備を日本でも見られる日が来るかもしれません。