2022年9月9日、トヨタのインド法人「トヨタ・キルロスカ・モーター（以下、TKM）」は新型SUV「アーバンクルーザーハイライダー」の一部グレードの価格を公開しました。

　新型アーバンクルーザーハイライダーは、7月1日にインドにて世界初公開された都市型SUVです。

　そのボディサイズは、全長4365mm×全幅1795mm×全高1635mm、ホイールベース2600mm。

　エクステリアは、「スポーティ＆プレミアム」をコンセプトとしており、フロントには中央に「クリスタルアクリルグリル」、ロア部分にメッシュ調の「ワイドトゥラペゾイダルグリル」やLEDデイライトを採用。足元には17インチアルミホイールが装備されます。

　パワートレインには、1.5リッターエンジンにTHS（トヨタハイブリッドシステム）を組み合わせ、システム最高出力約113馬力を発揮する「ハイブリッド」と、統合型スタータージェネレーター(ISG)テクノロジーを採用した最高出力約100馬力の1.5リッターKシリーズエンジンを搭載する「ネオドライブ」を用意しています。
　ネオドライブ搭載グレードの4WDモデルにはトランスミッションが5速MTと6速ATから選択が可能です。

　今回先行発表されたのは、2WDモデル4グレードの価格です。

　パワートレインにハイブリッドを搭載した「V eDrive 2WD」が189万9000ルピー（約341万円）、「G eDrive 2WD」が174万9000ルピー（約314万円）、「S eDrive 2WD」が151万1000ルピー（約271万円）。

　ネオドライブを搭載した「V AT 2WD」が170万9000ルピー（約307万円）です。

　TKMの副社長Atul Sood氏は今回の価格発表について次のようにコメントしています。

「アーバンクルーザーハイライダーの価格を段階的に発表することを決定いたしました。残りのグレードの価格はまもなく発表されます。

　アーバンクルーザーハイライダーは、B SUVセグメントで初の自己充電式の強力なハイブリッド電気自動車であり、模範的なパフォーマンス、クラス最高の燃料効率、素早い加速、コネクテッドカー機能を提供することを目的としています。

　アーバンクルーザーハイライダーに非常に競争力のある価格設定をしたのは、ハイライダーを通じて、環境に優しい技術の受け入れを推進し、それによってプラスの影響を生み出し、国のエネルギー安全保障を強化することを目指しているからです」