マイカーを乗り換えるまでの平均年数は何年でしょうか。また、どのような理由で乗り換えるのでしょうか。

　廃車・事故車買取専門のはなまるが2022年2月3日、「車の乗り換え・廃車に関する調査」の結果を発表しました。

　調査は2022年1月、自動車の運転免許を取得したことのある30代から70代までの男女500人を実施しています。

　クルマはさまざまなタイプがありますが、現在乗っているマイカーのタイプを質問したところ、最多は「軽自動車」で29.9％、次いで「コンパクトカー」19.2％、「セダン」17.8％、4位「ミニバン」14.2％、5位「SUV」8.5％に。

　比較的小さい「軽自動車」「コンパクトカー」が合わせて半数近くを占めるという結果でした。ちなみに「スポーツカー」は2.1％です。

　クルマを乗り換えるならば、次はどのパワーユニットが良いか聞いたところ、もっとも多かったのは「ガソリン車」で38.4％でした。

　2位は僅差で「ハイブリッドカー」36.6％となり、以下「電気自動車」17.2％、「ディーゼル車」「水素自動車」いずれも2.2％、「その他」3.4％と続きます。

　では、廃車にした理由はなんでしょうか。廃車手続きをしたことのある250人を対象に理由を質問しました。

　結果は、トップが「老朽化や経年による経年廃車」69.2％で、以下「トラブルや故障による余剰廃車」19.6％、「車検費がもったいないから」「車を使う機会がなくなったから」いずれも12.4％、「交通事故や地震・台風等の天災による事故廃車」11.2％です。

　直近で廃車にしたクルマの乗っていた期間は、平均で7年2か月、中央値で6年3か月でした。回答者の年齢が上がるほど、乗っていた年数が長くなる傾向だったそうです。

　ではこれまでの「実績」ではなく、これからの「意識」としてはどうなのでしょうか。

　乗り換え・廃車だと思うタイミングを質問したところ、もっとも多かった回答は「10年以上」で55.8％、次いで「7年以上10年未満」21.4％でした。

　前述の実際に乗っていた期間より長く乗るのを想定していることが分かります。

　また走行距離については、多い順に「10万km以上15万km未満」31.4％、「15万km以上」29.8％、「7万km以上10万km未満」20.4％という結果でした。