BMW改良新型「X3」「X4」日本上陸！発売記念限定車「Mスポーツエディション」も発表

2021.11.01
くるまのニュース編集部

ビー・エム・ダブリューは2021年10月28日、ミドルクラスSAV（スポーツアクティビティビークル）「X3」、およびSAC（スポーツアクティビティクーペ）「X3」をマイナーチェンジ、新型モデルの販売を開始しました。

ハンズオフ機能付き渋滞支援機能を搭載

　納車はX3は2021年11月以降、X4は2022年春以降を予定しています。

　X3はBMWのミドルサイズSUVで、初代は2004年に登場しました。現行型は2017年6月（日本では同年10月）に登場した3代目（G01型）です。またX4はミドルサイズのクーペSUVで、初代は2014年に登場。現行型は2018年4月（日本では同年9月）に発表された2代目（G02型）となります。

　X3のボディサイズは全長4720mm×全幅1890mm×全高1675mm、ホイールベースは2865mm、X4のボディサイズは全長4765mm×全幅1920mm×全高1620mm、ホイールベースは2865mmとなっています。

　今回のマイナーチェンジでは、エクステリアデザインを一新。フロントではBMW特有のキドニーグリルを左右一体構造にし、よりパワフルな印象になっています。また空力特性に優れたフロントバンパーの採用や最新のヘッドライトデザインを取り入れています。リアにおいては新規デザインのリアバンパーを採用しています。

　改良新型X3／X4は、BMW車が国内認可取得モデルとして初めて導入したハンズオフ機能が搭載されます。「ハンズオフ機能付き渋滞支援機能」とは、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し、安全に寄与するシステムで、ドライバーが絶えず前方を注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じてただちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、ステアリングから手を離しての走行が可能になります。

　また安全機能・運転支援システム「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」を標準装備。

　これは高性能3眼カメラ＆レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した最先端の運転支援システムで、アクティブクルーズコントロール（ストップ＆ゴー機能付き）、レーンチェンジウォーニング（車線逸脱警告システム）、ステアリング＆レーンコントロールアシスト、サイドコリジョンプロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ（自己回避ステアリング付き）、クロストラフィックウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を標準装備しています。

　パワートレインは、X3は184馬力・300Nmを発生する2リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンの「X3 xDrive 20i」、190馬力・400Nmを発生する2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンの「X3 xDrive 20d」に加え、2リッター直列4気筒ガソリンエンジンに加え電気モーターを搭載、システムトータル最高出力292馬力・システムトータル最大トルクが420Nmを発生し、34Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載するプラグインハイブリッド（PHEV）「X3 xDrive 30e」を用意します。PHEVのEV走行距離はWLTCモードで49.5kmといいます。

　X4は252馬力・350Nmを発生する2リッター直列4気筒ガソリンターボエンジン搭載の「X4 xDrive 30i」および2リッターディーゼルターボの「X4 xDrive 20d」を用意します。

●BMW X3 メーカー希望小売価格（消費税込）

・X3 xDrive 20i　699万円
・X3 xDrive 20d　719万円
・X3 xDrive 20d M Sport　768万円
・X3 xDrive 30e M Sport Edition Joy＋　802万円
・X3 xDrive 30e M Sport　857万円

●BMW X4　メーカー希望小売価格（消費税込）

・X4 xDrive 20d M Sport　776万円
・X4 xDrive 30i M Sport　837万円