近年、軽自動車市場では軽スーパーハイトワゴンと呼ばれるカテゴリが人気です。そのなかでもとくに売れ筋のホンダ「N-BOX」が、2020年12月24日にマイナーチェンジし、翌25日に発売。2021年も軽スーパーハイトワゴンの人気はますます盛り上がることが期待されます。

　そんななか、ホンダ以外の国産自動車メーカーもさまざまな軽スーパーハイトワゴンを発売していますが、ユーザーはN-BOXをはじめとした各モデルのデザインについて、どんな印象を抱いているのでしょうか。

　今回、くるまのニュースでは2021年1月6日から7日にかけて、ツイッター上でアンケートを実施。SNSユーザーの生の声を調査しました。

　まず、マイナーチェンジしたN-BOXのデザインについて「すごくカッコ良いと思う」「まあまあカッコ良いと思う」「あまりカッコ良いとは思わない」「まったくカッコ良いとは思わない」の4択で質問したところ、「すごくカッコ良いと思う」と回答したユーザーは21.1％、「まあまあカッコ良いと思う」と回答したユーザーは47.4％にのぼりました。

　合計すると68.5％の回答者が、マイナーチェンジしたN-BOXのデザインについて好意的な印象を持っていることがわかりました。

　次に、N-BOXも含め現在販売されている軽スーパーハイトワゴンのなかで、「あなたが一番カッコ良いと思う車種はどれですか」という質問をしたところ、N-BOXと回答したユーザーの割合が57.9％でもっとも多く、次いで日産「ルークス」（21.1％）、スズキ「スペーシア」（15.8％）という結果となっています。

　N-BOXがもっともカッコ良いと回答したユーザーの意見を聞くと、「がっしりとした安定感のあるデザインだから」「とくにカスタム仕様のセンターナンバープレートが良い」など、カスタム仕様がオフセットされた場所から中央へナンバー位置が変更されたことも含め、軽自動車らしからぬ存在感を評価する声がありました。

　また「（カスタム仕様だけでなく）標準のデザインもいいから」と、各社がラインナップするカスタム仕様だけでなく、N-BOXの標準仕様のデザインのまとまりの良さが好印象だという声も寄せられています。

　一方、ルークスをカッコ良いと答えたユーザーからは「ほかの軽スーパーハイトワゴンと比べて新鮮な感じなので」「リアのフォルムがカッコいい」といった意見がありました。

　また、スペーシアをカッコ良いと答えたユーザーは「どれも似たりよったりに見えるなかで『スペーシアギア』だけは、特徴的でいいと思います」「『スペーシアギア』も含め、男女どちらにも愛されるデザインだから」と回答。丸形ヘッドライトやスキッドプレート風の前後バンパーで、SUV風に仕立てられた「スペーシアギア」を評価する声が寄せられています。

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　軽スーパーハイトワゴンは、箱型のボディデザインや後席両側スライドドアの採用などが共通することでデザインの差別化が難しいカテゴリではありますが、各メーカーはそのなかでも個性を演出すべく独自のスタイルを表現しています。

　2021年の軽自動車市場からも目が離せません。